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Kiss Again and Again
第3章 ジャズダンス

 ダンサーの身体は美しい。
 盛り上がった筋肉の動きは 感動さえする。
 その身体が 感情を表現する。
 芸術になる。

 今や 青木さんは より筋肉質になり 男の人と並んでも見劣りがしない。

 それに比べて 筋肉のつきにくいわたしは レッスン生の中に小学生が混じりこんだみたいに ひとり骨々しい。

 「立っているだけで 白鳥だね」

 同じレッスン生の日向さんに言われた。 自分が場違いなところにいる、と指摘されたようで恥ずかしかった。 クラッシックバレエの経験者がほとんどなのに みんなそれを踏み台にして ジャズダンスを楽しんでいる。

 グループレッスンは 楽しかった。
 プロのバックダンサーをやっている人もいて 有名人の内緒話なんかもしてくれた。
 ダンスの表現力について 熱く語る人もいて 新鮮で 学ぶことが尽きず 呼吸が楽になっていくような時間が過ごせた。 

 青木さんに
 「ここを紹介してくださって ありがとうございます」
 と言うと
 「そう言ってもらえて なによりっ」 と喜んでもらえた。 青木さんは 素敵な先輩だった。 
 恵まれた日々を過ごしている。

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