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Kiss Again and Again
第17章 別れのとき

 「お泊り会 当分してないよね?」

 久しぶりに三人で ランチをすると そんな言葉が 飛び出した。
 「するっ! しようっ! 絶対 するっ」
 ほのかちゃんも 寂しかったの?
 「じゅんの結婚話 聞きたいから」
 「いや。 結婚します、それだけだから」
 「そんなはずはない。 あゆ いつがいいの?」
 「もう 卒論 提出するだけだから いつでもいいよ」
 「じゅんは?」
 「私も いつでも・・・いいわけないか・・・ちょっと待って」
 純子ちゃんは スマホで予定をチェックし始めた。
 「これが 女の友情より 男を優先する姿だよ」
 ほのかちゃんは わざと聞こえるように わたしに耳打ちする。

 「ほの 今日も明日も OKだから」
 「おや。 女の友情 まだ健在?」
 「女の友情に 卒論の検算 入る? じゅんとほのに ちょっと見て欲しいところがある」
 「お嬢さん 女の友情を甘くみてはいかん。 それは却下」
 「えーーーっ ちょっとなのに」
 「いいよ。 あゆ。 私がみるから」
 「なに? 結婚する人は 寛大になるんだね」

 「じゃあ 今日」
 その言葉に 三人揃って 立ち上がった。

 「お泊りセットは?」
 「私はいつも 持ち歩いている。 あゆ パジャマもどきは 貸して」
 「さすが もうすぐ結婚する人は 違うねぇ」
 「ほのは どーすんの? どっかで 買ってく?」
 「実は 私も持ち歩いている」
 「えっ・・・?」

 純子ちゃんとわたしが 驚いて見ると バッグから可愛いポーチを取り出し

 「はじめまして。 男ができました」
 「なによっ それっ」
 「今日は 徹底的に 聞かせてもらうから」
 「はい。 おまかせあれ。 主従交代だね、じゅん」

 やっぱり ほのかちゃん 何気にすごい。

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