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第19章 恋愛事情

　
　翌週から　あの日飲み会に参加した人達から　声をかけられることが多くなっった。　やつぱり社外で過ごすと　打ち解けた感じがでる。　仕事には慣れてきたけど　交友関係は貧しい。　きっと　周りに溶け込めていない。


　「あゆは　あんまり楽しそうじゃあなかったけど　好評だったよ」
　莉央ちゃんが言う。　
　「そう？　好評だったの？」
　「だって　お高くとまってる感が　この前の天然ぶりで　ほぼ解消されたから」
　「お高くなんて　していないのに」
　「この前まで　マックスとっつきにくかったんだから　お高いと思われるよ」
　「そう・・・　じゃあ　心を入れ替えます」
　「他の人にも　そう言っておくから。　きっとまた誘われるよ。　断っちゃあ駄目だよ。　お高くとまっていると思われたくなかったら」


　なんか　先を思うと　既に疲れてしまうけど　学生とは違う。　社会人なんだから　人間関係は大事にしないと　こじれたら大変。