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Kiss Again and Again
第5章 はじまりのはじまり

 「初体験の相手は 青い目の金髪でさぁ」
 「えっーーーーっ」
 「なんなの? それっ」
 ほのかちゃんの 突然の告白に 二人してのけ反る。
 「小学校から中学にかけて カリフォルニアにいたから。 そのとき」
 「中学生で 初体験なのっ?」
 「あゆ。 ごめん。 私も中学校の時だった」
 「えっーーーーっ」

 やっぱり この二人 何気にすごい。

 「ほの。 青い目とのエッチって どーよ?」

 純子ちゃんは 細面の端正な顔立ちに似合わないことを さらりと言う。
 「あゆも 聞きたい?」
 そう言われて 恥ずかしいから笑ってごまかす。
 「むっつりすけべのあゆのリクエストにお応えしましょう。 すごいよ。 あの時はそれしか知らないから こんなもの、って思っていたけど。 やっぱ すごい」
 「何がすごいの? あれが大きいとか?」
 「いや。 そーいうんじゃあなくて。 前戯と後戯が 日本人と 全然違う」
 「へぇぇぇ」
 純子ちゃんとわたしは 素直に感心する。
 「Jは ハイスクールだったんだけど なんかね 前戯でね ”愛しているよ”っていうのを伝えてくる、って感じ。 日本の男より 丁寧で時間も長い」
 「へぇぇぇ」
 「後戯にいたっては ”今の時間がいかに素晴らしかったか”を伝えてくれる、って感じ。 うっとりするよ」
 「へぇぇぇ」
 「Jとのセックスに勝るセックスは 未だにしたことがない」
 「へぇぇぇ」
 「その人 Jっていう名前だったの?」
 「ううん。 頭にJがつく名前だったんだけど 憶えてなくて」
 「なんじゃぁ そりゃあ」

 大笑いした。

 「至上最高のエッチの相手の名前 憶えてないのぉ?」
 「いや。 じゅん。 あれはエッチじゃあない。 ちゃんとしたセックスだった。 
 Make Loveだった」
 「ふぅぅぅん。 でも 名前憶えてないんだね」
 「はい。 おそまつさまで」

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