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Kiss Again and Again
第6章 はじまり

 やっとファスナーを指でつまむことができた。 音なんてするはずがないのに 「じーーーっ」という音が聞こえるような気がする。
 それから どーすればいいの? 
 恥ずかしくて 先輩を見れない。

 これを 中学生の時にやったほのかちゃんや純子ちゃん、って どんだけスゴイ人?

 「そんなに大変なこと お願いしてる?」
 触れるか触れないかのタッチで 先輩の手が 背中を撫でる。

 どうにか 膝までパンツを下ろせた。

 「あゆも 脱いで」

 えっ・・・ 自分で脱ぐの?
 てっきり 脱がせてもらえるのだと・・・思っていたから・・・
 自分で脱ぐのって 恥ずかしい・・・


 恐怖は 快感に負けた。
 羞恥心も 快感に 負ける?

 ひとまず リビングの明かりを消そうと立ち上がると 先輩の腕が腰を捕らえ 「だめ」と言った。 「このくらい明るくないと あゆのこと 見えない」

 「むり・・・ はずかしくて・・・無理です」
 「あゆが目を瞑っていればいいんだよ」

 あああ・・・ 本当に 羞恥心は 快感に負けるのかしら・・・

 ベッドの端に座って 最後の砦のようなパンティを脱いだ。 これは・・・どうすればいいのかしら・・・? 小さく畳んで 手に握っていると
 「あゆって ほんとうに かわいい」
 そう言うと わたしの手からパンティを抜き取り 部屋の隅に 放り投げた。
 「あっ・・・」
 「おいで」
 後ろから抱きしめられ ベッドに倒れこんだ。
 「やっと・・・ あゆを抱ける」
 大好きな男が 耳元で 囁いた。 

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