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Kiss Again and Again
第6章 はじまり

 先輩は ゆっくり腰を引き わたしから出ていく。 入ってきたときより小さくなっているような。 そっかぁ。 だから痛くなくなったんだ。 
 そして 何かをきゅっと結んだ。
 あれは・・・コンドームというもの? 
 確か 中学のとき 見せてもらった。 袋に入っている状態と 袋から出して触らせてもらった。 大して興味がなかったから 「ふーーーん」だった。 結ぶ、とか 言っていたっけ?
 それにしても・・・ いつ 装着したのかしら・・・? 

 「ティッシュ ある?」
 「あっ はいっ」
 大急ぎでワンピースを拾い上げ 頭からかぶって着ると リビングからティッシュを持ってきた。
 先輩は 背中を向けると なにかやっていた。

 「あゆぅ・・・ ちょっと出血してる。 ごめんね。 いたかったよね」
 下着一枚の姿で振り返ると ワンピースのスカートにティッシュを持った手を差し入れ 腫れぼったくなっているそこを さっと拭った。
 「ほら」
 ティッシュが 微かにピンク色になっている。
 そんなものを見せられ かぁっと 顔が赤くなった。

 エッチするのって 最後の方は 全然 色気もへったくれもないものなんだ!


 ほのかちゃんの言っていた”後戯”って なにっ?

 「これ・・・ このまま捨てちゃあ だめですよね。 ビニール袋にちゃんと入れてから 捨てるんですよね?」 山のようなティッシュを持って聞くと
 先輩は 笑いながら 「あゆって ほっんと可愛い」 そう言うと キッチンのゴミ箱に ボスンと捨ててしまった。

 ありゃあ。。。 あれで いーんだ。
 いやいや だめでしょう? 後で ビニール袋に入れて捨てよう。



 「泊まっても いい?」

 えっ・・・?
 明日は というか 日付けは変わってしまったけど 土曜日で 本命様用の日ではないのですか?

 普通に うれしい・・・けど・・・

 「わたしは いいけど・・・ いいのですか?」
 「じゃあ シャワー借りてもいい?」

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