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女優
第12章 愛子の人生
ペニスの大きさなんて関係ない。
そう言った愛子だったが、
本音は自分の好きなサイズがある。
デカければ良いという訳でもなく、
愛子とすれば日本人の標準サイズが一番好きだ。
と言うよりも、
カメラマンの近藤に抱かれた時が
今までSEXしてきた中で一番感じた。
あの形…あの大きさ…あの硬さ…
どれを取っても近藤のペニスが
今までで一番ジャストフィットした。
『私に借金がなければ
今すぐにでも彼の妻になりたい…』
アイドル時代の奔放な生活が
愛子の金銭感覚を狂わせた。
その時の交友関係は最悪だった。
それぞれが人より良いものを…
そんな見栄と虚飾の交友だった。
ファッション…美容…家財道具…
どれを取ってもセレブ並みに自分を飾った。
気がつけばクレジットカードはパンクし、
アイドルとして失格の烙印を押される頃には
数千万の借金にまみれていた。
売れなくなったアイドルを
当時の事務所はいとも容易く
愛子をAV業界に売った。
最初の数本こそ高額なギャラだったが、
次から次へとニューフェイスが現れるこの業界では
すぐに愛子のネームバリューは薄れてしまい、
今では数人が出演する企画モノの仕事が増え、
ギャラは一気に下落した。