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女優
第7章 隠し撮り
「凄い!凄すぎ~ッ!
ああん、私もまた逝っちゃう!!」
「出すぞ!愛子のおま〇こに
タップリと出すぞ!」
「来て!今よ、今来て~ッ!!」
うおおぉッ!と獣のように男が吼えた瞬間、
膣が燃えるように熱くなった。
「すげえ気持ち良かったよ」
「私もよ…本気で逝っちゃった…」
男が腰を引きペニスを抜くと、
やや遅れて大量のスペルマが
どろどろと流れ出した。
二人はティッシュで拭うことさえ億劫になるほど
肢体を投げ出して放心状態になった。
そんな愛子を飛び上がらすように
「カ~ット!」という声が鳴り響いた。
『えっ?』
驚く愛子を尻目に隣の部屋のドアが開き、
AVスタッフがゾロゾロと現れた。
「いやあ~、いい画(え)が撮れたよ」
監督らしいおじさんが満足した声で語った。
「ど、どういうことですか?」
「どうもこうもないよ、
これが君の新作『愛子の本逝き中出し』だよ」
そう言いながら監督は
「ありがとうね、これ、君のギャラだから」
と封筒を男に手渡した。
「あなた…男優さんだったの?」
男は愛子を騙したことに恥じてるのか
俯いて黙ってしまった。
「彼は紛れもない普通のメイクさんだよ。
君の大ファンだとかで
この企画を打ち明けたら
悦んで参加してくれたんだよ」
そう言って監督は男の肩を叩いて
「ご苦労さん」と労った。
その後ろから愛子のマネージャーが
バスタオルを持ってきて愛子に手渡しながら
「愛子ちゃん、騙してごめんね~、
でもほら、こうでもしないと
中出し撮影させてくれないから…」と弁明した。
思えばこの世界に入ったのも
ある意味騙されての事だったから
半ば怒るのもあきらめた。
でも一人だけどうしても許せない人がいた。
愛子は先ほどまでsexしていた男を
力任せに頬を平手打ちした。
「あなた、男優さんになれるかもね。
もしくは詐欺師なんてのもお似合いかもよ」
愛子に罵声を浴びせかけられ、
男は嗚咽をあげて泣き崩れた。
第二部 完