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ネットのプリンス
第2章 返信あり
洋介は股間のイチモツをギュッと鷲掴み
『がんばれよ』と心の中でつぶやいた。
エレベーターに乗り込み
3階のボタンを押すと
心臓が早鐘のように打ちまくった。
まさか部屋に入ったとたん、
怖い男がいて
金を巻き上げられたらどうしよう・・・
いや、それならばまだ未遂なのだから
うまく口実をつけて逃げればいい
しかし事の最中に現場を押さえられたら
それこそアウトだな・・
まあ、なるようになれだ!
3階に到着した電子音を聞きながら
洋介は覚悟を決めた。
部屋のチャイムを押すと、
すかさず扉が開き 「早く入って・・・」と
促された。
「お邪魔します」
洋介が入ると、女は素早くドアを閉めて
チェーンキーを施した。
そして振り向きざま洋介に抱きついてきた。