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ネットのプリンス
第5章 アパレル業の女 再び
「もしもし?社長さんですか?」
『あなたなのね・・・うふふ・・・
お元気かしら?』
二言、三言、挨拶と世間話を交わし、
本題へと話が進んだ。
洋介は、しがない日雇い人夫なので
時間の都合はいくらでも可能だった。
『じゃあ、明日、夕方には
東京のホテルにチェックインできると思うからよろしくね
前回と同じホテルよ、覚えてらっしゃる?』
「ええ、わかります・・・
では、夜の8時でどうでしょうか?」
女社長から快諾の返事をいただいて通話を終えた。
熟女の艶かしい声を聞いただけで、
勃起したペニスの鈴口から
とろりとガマン汁が溢れた。
洋介はその日の土木作業を早めに抜け出し、
帰宅するとシャワーを浴びて身支度を整えた。
シャワーを浴びてる最中も、
股間をシャボンで洗っていると、
女性社長の裸体を思い出し、
洋介のペニスは正直に屹立した。
『おいおい、まだ早いよ・・・』
ギンギンに勃起した分身を見下ろしながら
洋介は苦笑した。
お相手は社長様なのだから、
洋介は洋服ダンスから最上級のスーツを選んだ。
官僚時代にオーダーメイドした舶来の上物スーツだ。
だが、日雇い土木作業でたくましくなった腕や胸部が
そのスーツに包み込まれることを拒んだ。
『おいおい・・・・俺っていつのまにか
たくましくなってしまったんだな・・・』
スーツは諦めざるを得なかった。
まあ、いいか・・・
すぐにでも生まれた姿になってしまうんだからな。
そう自分に言い聞かせ、
いつものようにトレーナーとジーンズという ラフな衣装を選択した。