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ネットのプリンス
第5章 アパレル業の女 再び
「は?あの・・・・
お話が見えてこないんですけど・・・」
前回の逢瀬で、俺は何か粗相をしたのか?
俺は、この女に嵌められようとしてるのだろうか・・・・
ヤバイのか?
洋介の額に一気に脂汗が浮かんだ。
「やだあ~~、そんな怖い顔しないでよぉ~」
そう言って彼女はクスクスと笑った。
つい先日・・・・そう言って彼女は話を続けた。
「つい先日のことなんだけどね、
ひとりの女性を私の秘書として 雇い入れたのよ。
その子は30代の女性なんだけどね・・・
器量がいいのに、男ともだちもいないようで、
寂しい夜を過ごしてるようなのよ」
「はあ・・・」
うすうすと話が見えてきた。
つまり、その寂しい女の相手を
してくれていうことなのだろう・・・
そう彼女に問い詰めると
「そうよ・・・わかってくれたのなら話が早いわ ただね・・・部屋に入って彼女が拒むようなら
無理強いはしないでほしいの」
わかりました・・・・
そう言って洋介はカードキーみつめた。