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ネットのプリンス
第6章 秘書の女
「えっと・・・ その・・・
その女性は俺が訪問するというのは
了承済みなんでしょうか?」
訪問という軟らかい言葉を選んだが、
それはすなわち性交を意味していた。
「彼女は了承済みよ、
ただ、彼女があなたをお気に召さなかった場合は、 お茶でも飲んで世間話でもしてサヨナラすればいいと伝えてあるわ」
つまり、その女とヤれるかどうかは、
洋介が彼女に気に入られるかどうかにかかっているわけだ。
もしアウトなら女社長から連絡をもらってからいい仕事をしなければと決意し、
オナニーもせずに淫気を充満させておいたぺニスがあまりにも不便だ。
「わかりました・・・ ただ、一つ条件があります。
もし、彼女に気に入られなかった場合は
損失補填を約束していただけますか?」
「それは・・・私とヤらせてくれってことかしら?」
そう言って、彼女は組んでいた脚を
ゆっくりと組み換えた。
一瞬だけだが、彼女の股間の
白い小さな布地がまぶしく洋介の目に飛び込んだ。
「いいわ・・・ でも、あなたもインターネットで女性を捕まえて虜にさせるプロとしての自覚があるなら、
しっかりと彼女を落としてみなさいね。
私は、彼女の右隣の部屋よ」
女社長はそう言って、
テーブルの上のカードキーを洋介側に滑らすと、 立ち上がって
さっさとエレベーターに乗り込んだ。