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陽炎日記
第1章 ポンちゃん
 これで少々の事があっても周りの目を気にして派手なリアクションは取り辛くなる。
 さあ、楽しもう。
 再度スカートの中に手を入れると今度は太股を撫でながら上に進める。ストッキングを履いてない地肌は少し固めだがスベスベした感触が気持ちいい。
 ポンちゃんは瘧に掛かった様に身体を震わすが案の定抵抗はしない。なにせ中学生だ。羞恥心に囚われて余程肝が据わってなければ叫び声など上げれない。それに僅か数秒前に上げた悲鳴で白い目で見られたばかりだ。又好奇の視線を浴びるのは本能的に避けたいのだろう。鞄を持つ手が白くなる程力が入り痴漢行為に耐えている。
 馬鹿な娘だ。抵抗しなければ痴漢はどんどんエスカレートする事を知らないようだ。
 普通の痴漢でさえそうなのだ。捕まる心配を全くしていない俺にいたっては改めて語るまでもないだろう。
 太股を撫で上げたてはそのまま尻には行かず付け根付近で手刀を太股間に突き刺す。人差し指にパンティの布地が擦れる。
 手が何処を目指しているのか察してポンちゃんは慌てて膝を締め手刀の侵攻を阻もうとするがもう遅い。掌を上に返して中指をパンティ越しに秘裂に沿わせる。
 パンティの股布は愛液でグッショリと濡れ・・・てるわけはなく汗で僅かに湿っている程度だ。
 どれどれ。お兄さんがこれから気持ちよくしてあげるね。
 中指を曲げ爪先をウエストゴムから正中線をなぞるようにゆっくりと下げていく。
 指先にジャリっとした陰毛の感触。少し毛深いのかな?後で直に触って確かめてみよう。
 そこから更に数cm下がると突然ポンちゃんの首が跳ね起き慌てて空いた手で口を塞ぐ。どうやら悲鳴を噛み殺しているようだ。布越しで判らなかったがクリトリスを直撃したようだ。中指を細かく振動させてポイントを僅か数㎜ずらし攻撃を加える。
 見る見ポンちゃんは耳まで赤くなり微かに呼吸を乱す。いくらお嬢様学校の生徒とはいえ性的好奇心の旺盛な中学生だ。オナニーの経験も一度や二度ではないだろう。かつて知ったる感覚の意味は誰に説明されるまでもない。
 唯一違うのはその感覚をもたらしてるのが自分の指ではないということだ。
 オナニーなら自分の意思で指を止める事が出来快感をコントロール出来るのだが俺の指にそんな遠慮は皆無だ。
 ポンちゃんがどう思おうが関係ない。俺が責めたい時に責めて焦らしたい時に焦らす。
 
 
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