この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブホ遊び~求め合う男と女~
第4章 W不倫の果てに
「おいおい、三人でやけに楽しそうじゃないか」
大きなスイカを抱えながら
浩二が会話に入れなくて少し拗ねたふりをする。
「パパ、ヤキモチ妬いちゃだめよ~
パパには章子がいるんだから、
それでいいでしょ?」
章子はもうすぐ5歳…
女の子だけあっておしゃべりが達者であった。
明子は自分の乳首に吸いつき、
美味しそうに母乳を飲む我が子を見つめながら、
あれほど子供を望んで元夫の浩二と
セックスしたのだが
無精子症ということで
まったく妊娠しなかったというのに
パートナーを入れ換えて
真智子が妊娠したことに驚いた。
『やっぱり子宮が変われば
妊娠することもあるのね…』
もともと浩二の無精子症に加え、
明子自身も
妊娠しにくい体質なのかもしれなかった。
蒼太に中出しをお願いしたあの日は
排卵日だったというのに妊娠はしなかった。
再婚して二年目に
ようやく我が子を授かる事が出来た。
二組のカップルは
互いのパートナーを入れ替えていた。
思えば三年前のあの日…