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早熟桃の発情期
第11章 夏休みの宿題
4回目のセックスを終えた二人は、習字を済ませて、拓斗の部屋で少しだけ英語のプリントをした。

時刻が午後8時を過ぎた。

「そろそろ帰る。 ほとんど宿題は進まなかったね」
桃香が言った。

「いっぱいセックスしたからね」
拓斗は笑う。

桃香はため息をつく。
頑張って宿題するはずだったのに、流されるように4回もセックスしたことを、桃香は反省している。

「拓斗くんは夕食は何を食べるの?」
桃香が尋ねる。

「カレーライス。 カレーは母ちゃんが作っておいてくれたから、ご飯をこれから炊く」

拓斗の母親は、今日は出張で帰ってこない。

「そっか。 私の家の夕食は何かな?」
桃香はそう言って、拓斗の部屋を出て、玄関へと向かう。

本当は桃香は拓斗の家に泊まりたい。
そして、もっと一緒に時間を過ごして、セックスもしたい。
でも、泊まるとなったら、誰の家かって、親に詮索されるだろう。
男子の家に泊まるなんて、とんでもない。

「またセックスしようね」
玄関で靴を履く桃香に向かって拓斗が言う。

「うん」
桃香が拓斗にキスをする。
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