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早熟桃の発情期
第13章 河川敷で
試合が終わった。
円陣を組んでミーティングの後、拓斗のチームは解散となった。
グラウンドでは他のグループが草野球を始めた。
このグラウンドは多目的グラウンドだ。
ユニホーム姿の拓斗が桃香に歩み寄る。
「お疲れ様。 拓斗くんのゴール、かっこ良かったよ」
桃香は拓斗に話しかける。
しかし、桃香の横に立つ自分の母親に向かって、拓斗は不機嫌そうな口調で言う。
「母ちゃん、何で来てるんだよぉ~」
「私が休みの日くらい、我が子の応援をしてもいいじゃない?」
母親は苦笑いしつつ言う。
拓斗は現在、反抗期。
拓斗の反応は母親にとって予想通りだ。
ふて腐れた表情で立っている拓斗に向かって、母親は話し続ける。
「こちらのお嬢さん、拓斗のクラスメートなのね。 ひょっとして、拓斗のガールフレンド?」
自分の彼女を母親に見られるなんて、拓斗にとって恥ずかしすぎる。
母親が来るんだったら桃香を呼ばなければ良かった…
拓斗は後悔するが、手遅れだ。
「そうだけど…」
消え入りそうな声の拓斗。
円陣を組んでミーティングの後、拓斗のチームは解散となった。
グラウンドでは他のグループが草野球を始めた。
このグラウンドは多目的グラウンドだ。
ユニホーム姿の拓斗が桃香に歩み寄る。
「お疲れ様。 拓斗くんのゴール、かっこ良かったよ」
桃香は拓斗に話しかける。
しかし、桃香の横に立つ自分の母親に向かって、拓斗は不機嫌そうな口調で言う。
「母ちゃん、何で来てるんだよぉ~」
「私が休みの日くらい、我が子の応援をしてもいいじゃない?」
母親は苦笑いしつつ言う。
拓斗は現在、反抗期。
拓斗の反応は母親にとって予想通りだ。
ふて腐れた表情で立っている拓斗に向かって、母親は話し続ける。
「こちらのお嬢さん、拓斗のクラスメートなのね。 ひょっとして、拓斗のガールフレンド?」
自分の彼女を母親に見られるなんて、拓斗にとって恥ずかしすぎる。
母親が来るんだったら桃香を呼ばなければ良かった…
拓斗は後悔するが、手遅れだ。
「そうだけど…」
消え入りそうな声の拓斗。