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早熟桃の発情期
第7章 キス、そして
「ごめんっ! 顔に掛からなかった?」
拓斗が尋ねる。

「掛かってるよ。 臭い」
桃香の顔にべっとりと精液が付いている。

「ごめん…」
拓斗がティッシュペーパーを渡す。

「ありがと」
桃香は自分で顔を拭く。

でも、なかなか臭いは取れない。
少しずつ桃香の鼻が精液臭に慣れる。

「桃香ちゃんはイッてないよね。 続けようよ」
拓斗が言う。

「もういいよ。 十分に感じたから。 それにもう、時間が無い」

あまりにも桃香の帰宅が遅いと、桃香の両親が心配する。
それに、拓斗の母親が家に帰ってくる時刻も迫っている。

「ごめんね」
拓斗が謝る。

そんな拓斗に桃香は微笑みかけ、そして話す。
「もし、拓斗くんが嫌じゃなければ、拓斗くんは私の恋人になってほしい」

「うん!」
拓斗は満面の笑みになる。
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