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所有物
第3章 リリー



「傷…大丈夫ですか?」

「大丈夫です。すみません、失礼します」

その女性は小走りで去っていった。

わたしも急いで自分の部屋へと戻った。



部屋へ戻りテーブルに目をやると
起きたらルイ様の部屋へ行くよう書かれたメモがあった。



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