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第3章 リリー

ベッドの近くまでいくと、ルイ様が近づいてくる。
わたしの顎を掴み何も話すことなくキスをされた。

今まで何度もキスをされたことはあった。
でもどれも汚くて自分勝手で荒々しいキスだった。

「んっ……」

ゆっくりルイ様の手がわたしの服の中へ入り
胸を触られる。先端の硬くなってしまった乳首を
優しく指先で摘まれると思わず腰が動く。

ルイ様は唇をはなすと
「ちゃんと立ってて」とさらに指先でぎゅっと摘んだ。

「あっ……」

思わず声が漏れてしまう。