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女流作家~君を愛すればこそ~
第8章 帰国
『おい、何やってんだ!
やめろ!今すぐ彼女を解放してやれ!』
ようやく晃の理性が顔を出して制御し始める。
だが、もはや焼け石に水だった。
晃の男としての部分が暴走し始める。
『ここで止めたら男が廃(すた)る
ヤってしまえ!
この女に男をバカにするなと教えてやれ!!』
妻がすぐそばで眠っているというのに
晃は自分を制御できない。
いや、妻の横で女を抱くという背信行為に
異常なほど興奮していた。
今、妻の桐子が目を覚ましたら
この状況をどのように思うだろう。
晃はパジャマの上着を脱いでいるが
ズボンはちゃんと履いている。
方や城島節子は素っ裸だ。
完璧に節子が晃を誘っている構図が出来上がる。
晃は城島節子の耳元で、
その事を話してみた。
唖然とした表情で晃を見つめる節子…
「ね、だから声を荒げない方が得策ですよ」
そう言いながら節子の尻の穴を弄っていた指を
さらに谷間に沿って前方へと突き進んだ。
そこにはまるで晃を誘うかのように
たっぷりと濡れた花弁が息づいていた。
「あれ?何だかんだと言いながらも
濡れてるじゃないですか」
「それは…湯上がりで
しっかりと拭いてこなかったから…」
晃は花弁の蜜を指に絡ませてから
股から手を抜き去り匂いを嗅いだ。
「とても美味しそうな匂いがするんですけどねえ」
決して拭き忘れた潤いでないことを知らせるために
貴女も匂いを嗅いでごらんと
指を彼女の鼻先に押し付けた。