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女性アイドルDJを犯す!
第9章 大里弁護士とのセックス
。。。。。。。。。。。
眠いのに眠れない。
リビングに設置された阿久津の遺体が納められている棺を前に
八木、樹、絹子、紗友里の四人は
会話をすることもなく呆然としていた。
「人間って呆気ないものですね」
静寂を切り裂いたのは
ポツリと告げた紗友里の言葉だった。
「ああ、だからこそ刹那に愛する行為を
大切に出来るのかもな」
八木が妙に哲学的な言葉を発したので
絹子はクスッと笑みを漏らした。
『刹那だなんて…
あなたのセックスは刹那どころか
永遠に続きそうなほどねちっこいのに』
絹子は八木とのセックスを思い出して
顔がにやけそうになるのを誤魔化すように
「コーヒーでも淹れましょうね」と席を立った。
「夏美、大丈夫かなあ…」
階上を見上げながら
樹が申し訳なさそうな顔をした。
「大丈夫も何も
乗りきって貰わないと今までの苦労が台無しだ」
夏美で一儲けしようと
裏で散々手を回してきただけに
八木としては何とか夏美を
デビューにこぎ着けたかった。
「ところで…
あの歌詞の作曲は誰に?」
樹は肝心なことを忘れていたとばかりに
八木に問いかけた。
「それが俺にもわからんのだ…
阿久津先生がある人物に作曲を
依頼したとは言っていたが…」
八木が顔を曇らせた。