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キャンバスの華
第6章 銭湯の主人と女将

『おおお・・・・なんていい匂いだ・・・・』

若い女の匂いは格別だねえ・・・・

男は思い切ってその下着の股間部分を口に含んだ。

チュウチュウと音をたててしゃぶると、
何とも言えぬ味が口中に広まった。

『うむ・・・いい味だ・・・・』

さて、生身の体を
味あわせてもらうとするか・・・・

男はそう呟くと、
さっさと裸になって浴室にいそいそと向かった。



『いい湯だわ・・・』

華はお風呂を堪能した。

新しい湯船に張られたまっさらな湯・・・

少しぬるめだけれど、
火照った体にはちょうどよかった。

湯に浮いた両の乳房に手を被せると
少し淫気が湧き起った。

『次郎さんと二人で
こんな大きな湯船に浸かって
おもいっきり抱かれたい・・・・』

気づけば乳首がビンビンに勃起していた。

「私ったら・・・・」

体が次郎を求めていた。

こんな淫らな気持ちにさせたのは、
あのスケベそうなオヤジの指使いのせいだわ・・・

最初はあんなに気持ち悪かったのに
いつしか濡れてしまった自分を責めた。

まるでこれでは男なら
誰でも良いふしだらな女ではないか。

あの指の感触は忘れよう・・・・
そう思い、両の手で湯をすくい、
バシャバシャと顔を洗った。

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