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キャンバスの華
第6章 銭湯の主人と女将
女は猿轡をされると察したのだろう、
口に兵児帯を噛まされる前に く
ちづけして欲しいと懇願した。
「だって、口を塞がれたら
あんたの舌と唾液を味わえないじゃないの」
なら猿轡を噛ませるまえに
たっぷりと味わいなとばかりに
次郎は女の口に吸い付いた。
舌と舌を蛇のように濃厚に絡ませた。
「ほら、唾液もたっぷりと味わいな」
そう言って女の口に指を突っ込み、
これ以上開かないというほどこじ開け、
その大きく開いた口中に
とろりとろりと唾液を流し込んであげた。
「ああ・・・嬉しい・・・嬉しいよぉ・・・」
女は堪能するように
口中に溜まった唾液をゴクリと飲んだ。
「どう?おいしいか?」
そう言いながら次郎は女を手放した
次郎の支えがなくなった女は
床にゴロリと寝転がった。
「まだ・・・まだ、猿轡しないで・・・」
女はイモムシのように床を這いながら、
次郎の股間を見つめた。
女が次郎の「へのこ(ペニス)」を
吸いたいのだということは一目瞭然だった。
「欲しいのか?」
次郎は女の前にひざまづいてやった。