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キャンバスの華
第6章 銭湯の主人と女将

今のこの状態を見られたら
どうにもこうにも言い訳などできぬ状態だからだ。

耳をすましてみたが
熟女の「うううぅぅぅ・・・」という
呻き声と鼻から漏れるムフーという
荒い鼻息だけで浴場から駆けつけてくる足音は
聞こえなかった。


どうやら助かったみたいだな・・・

女に気づかれないように
次郎は小さくため息をついた。

さて、大丈夫とわかった以上、
どんどんと快楽を求めようではないか。

次郎は女の股間の荒縄を外して
代わりに己の顔を近づけた。


女は荒縄で感じすぎていたのか
陰戸は濡れまくっていた。

そのせいか昨日よりも匂いがきつかった。

好むか好まざるかは
人それぞれだが
次郎は女性の陰戸の匂いは好きだったので
興奮度をさらに高めた。


「こんなに濡らして・・・・
女将さんは好き者ですねえ・・・」

意地悪くそう言うと、
女は顔を紅潮させてイヤイヤをするように
首を振った。

はるかに年上の女性に対して
可愛い女だと感じた。
まるで年下のおぼこい女の子を
相手にしている気持ちになる。


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