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キャンバスの華
第6章 銭湯の主人と女将

イキそうになっても
苦痛が邪魔して昇りつめることができない・・・

そのもどかしさが歯がゆくてたまらない。


もっともっと感じさせて欲しいか?
股間から旦那の声が聞こえる

それは悪魔の囁きでもあり
天使のさえずりでもあった。


「か、感じさせてほしいですぅ」

あああ・・・・
ついに男に身を委ねる言葉を発してしまった
堕ちてしまった・・・
そう感じずにはいられなかった。


「挿(い)れてほしいか」

男はここぞとばかりに一気に攻めた

華は『だめ・・・それだけはダメ・・・』と
頭でわかっていながらも
夢中で首を『うんうん』と
縦に振ってしまっていた。


「ちゃんと言葉にして言ってごらん」

鼻先で陰核をツンツンと弾きながら
旦那は意地悪そうに言った。


意地悪な男だわ・・・


そう思いながらも
身体と心が男に従順になってゆく

「い、挿(い)れてください・・・・」

禁断のセリフを華は口にしてしまった。




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