この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater8.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夢の異邦人(エトランゼ)
第2章 サブマネージャー大牟田
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
2人は成人雑誌の山を
ベッドがわりにしていたことを気付いた。
よくよく見ると、成人雑誌は
有里の汗と愛液で濡れていた。
「まあ、どうしましょ。
これじゃあ商品にならないわ」
「いや、そんなことはないさ」
身支度を整え終わった大牟田は、
クンクンと成人雑誌の匂いを嗅ぎ、
「浅香さんのフェロモン付きだ。
高値で売れるさ」
そういってニヤリと笑った。
崩れ落ちた雑誌を整理し、
出版社別に仕分け終わるころには
勤務時間が終わろうとしていた。
「浅香さん、お疲れ様。
今日は初日だし、もう、あがっていいよ」
大牟田が終業を告げに
バックヤードに顔を覗かせた。
「は、はい、明日もよろしくお願いします」
肌を重ねたことで、
有里は大牟田を男として意識してしまい、
まともに顔を見ることが出来なかった。
『明日は、もっと刺激的な下着を
身に着けてこよう』
有里は久しぶりにSEXをしたことで、
身も心も充実していた。
![](/image/skin/separater8.gif)
![](/image/skin/separater8.gif)