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DOLL(愛しきラブドール)
第4章 先輩と季実子さん

その後も散々おもちゃにされた。

おまんこにも口にも
ザーメンをこれでもかと注ぎ込まれた。


満足すると先輩は
一万円札を数枚季実子に握らせた。

「それでホテル代を支払ってタクシーで帰れ
くれぐれもこの事は会社に言うなよ
言えば恥ずかしい写真をバラまくからな
おっと、警察に言っても無駄だぜ、
ここへ来たのは合意の上だからな」

そう言って先輩は一人でさっさと帰ってしまった。


頬の腫れが引いても会社には行きたくもなかった。
もう二度とあの男の顔を見たくなかった。


。。。。。。。。。


正午過ぎに会社内が騒然となった。

季実子さんからようやく連絡があったものの
突然に辞職を申し出たというのだ。


所長は頭を抱え込んでいた。

なにせ、事務関係は
全てを季実子さんに任せていたからだ。

「西嶋、お前、ちょっと彼女を訪ねて
理由を聞いてこい」

季実子さんと仲の良かった俺に所長は命じた。

先輩が居たら先輩に命じたのだろうが
あいにく先輩は
粗大ごみの出張見積もりに行ってしまっていた。


所長から季実子さんの
住所が書かれているメモを受け取り、
Googleマップを頼りに
俺は季実子さんの家に向かった。

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