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シャイニーストッキング
第12章 絡まるストッキング6      和哉と美冴2
 191 最後の夜(53)

「はぁん、っん、あっ…」
 美冴さんを貫きながらゆっくりと腰を動かし、そして左手を股間に忍ばせ、スッと指先でクリトリスを弄ったのだ。
 だがそれは無意識の動きであった。
 五年前の逢瀬の時に美冴さんからレクチャーされたクリトリスという存在の重要さが、無意識にその左手の指先を動かさせたのであろうと思われる。

 僕は無意識に指先でヒダを掻き分け、指先の腹で小さく勃起している肉芽を弄った、そしてその瞬間であった…

「はぁっ、っくうぅ…」
 突然美冴さんは全身をビクンと震わせ、喘ぎを上げて三度目の絶頂感を迎えたのである。

「は、あ、か、かずやぁ、だ、ダメぇ
 あ、はぁ、っくっ、っくっうぅ…」
 そしてカラダを小刻みにブルブルと震わせ、身悶えをしてくる。

「あっ、っくっ…………」

 横バックの体位だと膣内が短くなるようで、ゆっくりと動かす度に亀頭の先が子宮の奥に当たり、その都度美冴さんは小さく震え、喘ぎ、快感を昂ぶらせていたのだ。
 そこで僕が更に指先でクリトリスを弄ったのだ、そして、どうやらそれがスイッチとなり瞬く間に絶頂感を迎えたようであった。

「……あっ…っくうぅぅ……」
 そして美冴さんは絶頂の喘ぎを叫び、激しく、ビクビクとカラダを震わせる。
 だがなぜか、僕はこのゆっくりとした腰の動き、つまりはチンポの出し入れの動きは止められなかったのだ。
 このゆっくりとした動きがまるでチンポが蕩けてしまう様な快感を生み、止める事ができなかったのである、いや、あまりの快感に速くは動かせなかったのであった。

 ニュチャ、ニュチャ、ニュチャ…

「………っくうぅぅ……」

 美冴さんは絶頂感に喘ぎ、チンポのゆっくりとした出し入れの動きに愉悦の震えを起こしている。

 ニュチャ、ニュチャ、ニュチャ…

「んあぁ、あぁぁ…んん………」
 チンポが蕩けそうな快感を感じ、脳裏までもが蕩け、痺れてしまいそうであった。

 あぁ、ダメだ、感じ過ぎる…

 腰を動かし、膣にチンポの出し入れをする毎に溶けて無くなっちゃいそうな快感と感覚に襲われていく。

 ガーンと一気に思考が吹き飛んでしまうような、いつものガンガンと攻め、突き上げるような快感ではなく、本当に緩やかに昂ぶりながらジワリジワリとジンジンと痺れ、蕩けてしまう様な快感を感じていた…
 



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