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シャイニーストッキング
第13章 絡まるストッキング7      本部長大原浩一
 218 安心感という色

 そうだ、そうなんだよ…

 そんな自己暗示もあるとは思うのだが、そんな納得の快感が、射精の絶頂感が沸々と湧き起ってきたのである。

 ジュルッ、ジュブ、ジュルル…

 ジュル、ジュボ、シュバ…

「あ、うぅ、あぁ…」

 そしてしゃぶりながら私の目を見つめるきよっぺの大きな、濡れた瞳が…
『いいよ、いいわよ、思い切りイッて、出して、射精して…』
 と、語り掛けてきたのだ。

 ジュルッ、ジュブ、ジュルル…

 ジュル、ジュボ、シュバ…

 そして怒張が、心が、湧き起こってくる快感に痺れ、震え、きよっぺの愛情の深さに溺れ、蕩けてきたのである。

「あっ、うっ、き、きよっぺ、で、出るぅっ」
 そう小さく快感の叫びを上げ、なんと私は呆気なく射精したのだ。

「うわっ、あっ、っくうっ…」
 下半身を突っ張らせ、ビクビクと小さく震えながら絶頂の射精をきよっぺの口の中に放出する。

「う、む、うぅ」
 きよっぺはそう小さく声を漏らし、まるで根本から精子を絞り取るかのように扱く。
 そして睾丸の奥から痺れ、完全なる放出感を感じ、彼女の口の中で怒張がみるみる萎んでいくのを自覚していた。

「はぁぁ、ふうぅ、もう出ないや、空っぽだ…」
 と、思わずそう本音を漏らしてしまう。

「あら、そうなの、嬉しい…」
 するときよっぺはすかさず反応をしてきたのだ。

「あ、う、うん…」
 
 ヤバ、思わず声に出してしまった…

 そう、心の中で呟いたつもりであったのである。
 そして醒めていく意識の中で、下半身スッポンポンの自分の姿が見え、慌ててパンツとズボンを履いていく。

「さすがに、そんなには出なかったわね…」
 と、きよっぺは私の出した精子をティッシュに戻しながらそう呟いてきた。

 それはそうだ、三夜連チャンの五回目なんだ…

 逆に、まだ、出た事が不思議な位なんだ…

 そう思いながらズボンを履き、缶ビールを一口飲む。

「ふうぅ…」
「気持ち良かった?」
 微笑みながら訊いてきた。

「うん、気持ち良かったよ、ありがとう」

「うん、良かったわ…」
 そしてそう応えてきたきよっぺの大きな瞳に今度は『愁い、憂い』の色ではなく、なんとなくだが『安心感』的な色が見えてきたのだ。

 安心感なのか…

 安心感とは…

 


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