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シャイニーストッキング
第23章 ほつれるストッキング2 蒼井美冴と松下律子
41 蒼井美冴(21)
逆に、松下さんのわたしに対する好意、興味さえ感じてきていて…
「あっ」
わたしは思わず声を漏らしてしまう。
「……」
それは…
「いや、ほらぁ、松下さんのバックボーンがさぁ、お姫さまそのものじゃん…」
そう言って、誤魔化したのだが…
「……」
ジッと、逸れずに見てくる松下さんの目が…
さっきのわたしの、逡巡から、つい漏らした声を探るかの様に見つめてきてくる。
そしてその目が、ゆっくりと下へと降り…
わたしが触れている、松下さんの膝にあてがっている手を見つめてきた。
「……」
やはり…
わたしに対して見せてくる好意、そして興味は…
この触れているストッキングーー
そう、今、現在の二人の共通点は…
彼、大原浩一常務という存在感と…
このストッキングに対する魅惑的といえる美しさ、ううん、美意識。
お互いに意識している筈であろう、このストッキングという存在への美意識ーー
それは触れて感じるこの素材…
昨日、対峙して感じた、松下さんのストッキング脚の美しさと艶やかさ…
これは、このストッキングという存在に対して、美意識と自意識を持っている者の共通点、そして、わたしと松下さんとの共有という現れに違いない。
この限りなく透明な艶やかさ、それを生む為の薄い素材…
そしてそれは、外国産ブランドの高級品限定のストッキング。
世の中の女性のほとんどにとってのストッキングとは…
ただの靴下、防寒、仕事上に穿かなくてはならない義務…
それらの存在感しかない。
そして薄くて、脆く、破れ易い、そんなストッキングに、この高級ブランドを求め、高価を注ぎ込むオンナは…
『ストッキングラブ』なオンナという存在に他ならない。
それがわたしであり…
「……」
この目の前の松下さん。
これが、二人の共通点、そして感じる…
不思議なシンパシーという感覚ーー
そう、そうに違いない…
わたしは、昨日、初めて対峙した瞬間に、心が揺らぎ、蠢き、騒めいた想いがあった。
そして共通するオトコ…
大原浩一の性癖であり、わたしにとっては、亡きゆうじから受け繋ぎ、染み込ませてしまった、自身の象徴であり、美意識。
そう、ストッキングなのかーー
逆に、松下さんのわたしに対する好意、興味さえ感じてきていて…
「あっ」
わたしは思わず声を漏らしてしまう。
「……」
それは…
「いや、ほらぁ、松下さんのバックボーンがさぁ、お姫さまそのものじゃん…」
そう言って、誤魔化したのだが…
「……」
ジッと、逸れずに見てくる松下さんの目が…
さっきのわたしの、逡巡から、つい漏らした声を探るかの様に見つめてきてくる。
そしてその目が、ゆっくりと下へと降り…
わたしが触れている、松下さんの膝にあてがっている手を見つめてきた。
「……」
やはり…
わたしに対して見せてくる好意、そして興味は…
この触れているストッキングーー
そう、今、現在の二人の共通点は…
彼、大原浩一常務という存在感と…
このストッキングに対する魅惑的といえる美しさ、ううん、美意識。
お互いに意識している筈であろう、このストッキングという存在への美意識ーー
それは触れて感じるこの素材…
昨日、対峙して感じた、松下さんのストッキング脚の美しさと艶やかさ…
これは、このストッキングという存在に対して、美意識と自意識を持っている者の共通点、そして、わたしと松下さんとの共有という現れに違いない。
この限りなく透明な艶やかさ、それを生む為の薄い素材…
そしてそれは、外国産ブランドの高級品限定のストッキング。
世の中の女性のほとんどにとってのストッキングとは…
ただの靴下、防寒、仕事上に穿かなくてはならない義務…
それらの存在感しかない。
そして薄くて、脆く、破れ易い、そんなストッキングに、この高級ブランドを求め、高価を注ぎ込むオンナは…
『ストッキングラブ』なオンナという存在に他ならない。
それがわたしであり…
「……」
この目の前の松下さん。
これが、二人の共通点、そして感じる…
不思議なシンパシーという感覚ーー
そう、そうに違いない…
わたしは、昨日、初めて対峙した瞬間に、心が揺らぎ、蠢き、騒めいた想いがあった。
そして共通するオトコ…
大原浩一の性癖であり、わたしにとっては、亡きゆうじから受け繋ぎ、染み込ませてしまった、自身の象徴であり、美意識。
そう、ストッキングなのかーー

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