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シャイニーストッキング
第15章 絡まるストッキング9     美冴とゆかり
 122 ビアンな夜(63)

「ほ、ほら…彼、ゆうじは凄いストッキングフェチだったから…」

 言い訳をしないと…
 紐パンティを履いているなんて…
 恥ずかしいから…

 だが、そんな恥ずかしい想いの奥底に、徐々に疼きが昂ぶってくるのを感じてきていたのだ。

 ズキ、ズキ、ズキズキ…

「えぇ、ストッキングフェチと紐パンティってぇ、何か関係あるのぉ…」
 ゆかりはわたしが恥ずかしがっているのを、そして必死に言い訳をしてきていることを気付いているようで…
 わざとそんな風に、意地悪気な声と目力を込めながら訊いてくる。

「えっ、あっ、うん、実は…」
 そしてやや、しどろもどろ気味になり説明していく…

「うん、実は…」
 ゆ、ゆうじのストッキングフェチは、ノ、ノーパンパンストスタイルが大好きで…
 だから、いちいちパンストを脱がなくてもいいように…
 直ぐに脱げる、外せるように…
 いつの間にか…
 ひ、紐パンティを履くようになっちゃってぇ…
 と、そこまで話す、言い訳をするのが必死であった。

 そしてまた…
 話しながらも、当時の想いが若干蘇ってきてしまい、少しウズウズ、ドキドキもしてきていたのである。

「ふうぅん…そうなんだぁ…」
 ゆかりは、目をキラキラさせながらそう呟いてきた。

「そ、そうなの…
 だ、だからぁ…
 いつしか紐パンティばっかりになっちゃってぇ…
 ふ、普通のパンティが殆ど無くなっちゃったの…」
 これは本当である。

「ふうぅん…
 フェチにも色々あるんだねぇ…」
 と、ゆかり自身も、おそらくは、彼、大原浩一本部長のフェチ具合でも想い浮かべながらであろう…
 そう呟いてきた。

「あっ…」
 そしてゆかりが、一瞬、目をキラッと光らせたと思った瞬間であった。
 わたしがその緩んでいた紐を慌てて押さえた反対側の紐を、あっという間の早業で解いてき、サッと指先で、緩み、解けた紐パンティを引っ張ったのだ。

 本当に早業的な早さであった…

 わたしは、あっという間の、抗う隙もなく、パンティを脱がされてしまったのである。

「あ、やっ…」
 そしてわたしは慌てて股間を手で隠す、いや、隠そうとしたのだが…
 これもまた、ゆかりの早業で、サッとその手を払い退けられてしまったのだ。

 そして瞬く間に股間がゆかりに対して露わになってしまう…



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