この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シャイニーストッキング
第18章 もつれるストッキング2      佐々木ゆかり
 56 伊藤敦子(22)

「ぁ…ぅ…ぅ…ほ、欲しい…の…」

「ふぅん、わたしがぁ、わたしを欲しいんだぁ…
 あのゆかり姫が、わたしを……」

 そう呟く伊藤さんの目が妖艶に光った感じがした…

 そしてわたしは初めて…

『ゆかり姫』
 と、いう単語、言葉に、昂ぶりを感じてきていた。

 あの『黒歴史』の総称に初めて心が震え、昂ぶってきていたのだ…

『姫』

『ゆかり姫』

『ゆかりお姫さま』

『お嬢さん』

 あの頃、周りの男達からそう呼ばれ、わたしは最高潮に、ううん、有頂天になっていた…

 そしてそんな周りの男達は、皆従い、何でもしてくれ、貢いでもくれていた…

 本当にその世界の中、そのディスコシーンの中では『唯我独尊、天下無双』
 であった。

 ズキズキズキズキズキズキ…

 ウズウズウズウズウズウズ…

 そう、あの頃は…

 本当に『お姫さま』だったのだ。

 だから…
 
 その伊藤さんの目がそんなわたしの過去を蘇らせてきて…
 そして憧れているというわたしを見る目が…
 あの頃の想い、思いを蘇らせ、そして昂ぶらせてくる。

 ズキズキズキズキズキズキズキズキ…

 ウズウズウズウズウズウズウズウズ…


「うん…そう、そうよ…
 わたしを愛して、感じさせてよ…

 ううん、思い切りグチャグチャに感じさせ…なさい…」


「あ…、は、はい…

 ゆ、ゆかり姫さまぁ…」

 わたしの心の中に、あの頃のイケイケな『唯我独尊 天下無双』の強気な想いが…
 降臨してきた。

 そしてわたしは…

 伊藤さんに対して両脚を開き…

「さあ…舐めるのよ……」

 そう命ずる…


『さあ…舐めるのよ…』

『ほら、舐めなさい…』

『ほらぁ、好きなんでしょうこれが…』

 あの頃は…

 あの頃のわたしは…

 毎晩のようにディスコのお立ち台で狂った様に踊り…

 そしてその後…

 日替わりの様に男からの誘いに乗り…

 いや…

 男漁りをしていた…

 そしてその都度、汗ばむカラダで、シャワーも浴びずに…

 目の前でひざまずく男達に…

 蒸れたストッキングの爪先を舐めさせたり…

 汗ばむ股間を舐めさせ…

 喜悦の狂態、痴態の夜を過ごしていたのだ…




/2406ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ