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シャイニーストッキング
第18章 もつれるストッキング2      佐々木ゆかり
 60 伊藤敦子(26)

「ふぅん、あ、そうかぁ…」

 敦子は後ろからわたしを弄りながら…

「あ、ん、は、ぁぁ、んん…」

「うん、そうかぁ…美冴さんかぁ?」

「あ、え?」

 わたしはズバリと敦子に言い当てられてしまい…
 そして、分かりやすく反応してしまう。

「うふ、分かりやすいわぁ」

「え、あ、い、いや…」

 わたしはそんなズバリな敦子の言葉に動揺して心が揺らぎ、否定できない…

「だってぇ…
 あのゆかり姫に、ううん、わたしが知っていて、憧れていたあの姫に…
『お友達』なんていう存在がいる事が…
 あ、いえ、いる筈が無いもの…」

「え?」

 確かにわたしは『お友達なの…』と、美冴さんを紹介はした…

「わたしが知っているあの『天下無双』の、そして、周りの男達に、いや、女達にも…
 凛としていたあの女王様然としていたゆかり姫に、そんな『お友達』なんかが存在する筈が無い…
 あるとすれば…それは、正に、そんな関係の…」

「あ…」

 その敦子の言葉は、正に、あの頃のわたしをズバリと言い当てている、いや、あの頃のわたしそのものズバリであるのだ…
 だからこそ、返す言葉が無かった。

「だって、わたしは本当に、そんなゆかり姫の事を、ううん、ホントにわたしのお姫さまだったから…
 あのキツく、凛とした目に、そして美しい佇まいに、いいえ、存在感に、本当に、ホントに、憧れて、震えるくらいに好きだったから…」

 その敦子の言葉はわたしに対する、いや、あの頃のわたしへの最高の賛辞といえる…

「そんなゆかり姫がお友達だなんて…
 あの美冴さんも…よほどのいい女なんですねぇ…
 あ、ううん、わたしも初めて彼女を見た時にゾクっとしたわぁ」

「え?」

「わたしは…
 わたしは、より美しく…
 理知的で、凛とした女性が好きなんです、あ、いや、心魅せられ、惹かれちゃうんです…
 そう、だからわたしはアナタ…ゆかり姫が…」

 敦子はそう囁きながら…

「あ、や、やん…」

 左手の指先で、再びわたしのアソコに触れ…
 弄ってきたのだ。

「美冴さんかぁ…ふぅん…
 なんかぁ妬けちゃうなぁ…」

「ぁ、や、ん、んん…」

 わたしはそんな敦子の指先の弄りに震え、喘いでしまう…




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