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シャイニーストッキング
第18章 もつれるストッキング2      佐々木ゆかり
 59 伊藤敦子(25)

 その敦子の舌先の動きは正にホンモノのビアンの、快感の攻めの愛撫といえ…

「はぁっ、っくうぅぅぅ……」

 わたしは瞬く間に…

「っくうぅぅぅぅ…………」

 絶頂感を迎え、激しく震えながらイッてしまう。


「はぁ、はぁ、はぁぁ……」
 そしてわたしはその絶頂感にぐったりと全身を脱力させてしまい…
 ローソファの上で弛緩したかの様に横向きになる。

「ね、ねぇ、ゆ、ゆかり…姫…」

 すると敦子はそんなわたしを横向きで後ろから抱くカタチとなり、耳元に囁き掛けてきたのだ…

「…え?」

「姫はさぁ、女同士は初めてじゃないでしょう?」

「えっ…」
 そう突然、囁いてきた。

「それも…最近…女と寝た…わよね?…」

「え…あ…ぁぁ…そ、それは…」
 そんな彼女の突然の問い掛けにわたしは動揺を隠せない、いや、思いっ切り動揺してしまう。

「うふ…なんとなくわかるんですよ…」

 敦子はそう囁きながら、横向きで後ろからわたしを抱き締め…

「あん、や、んん…」
 耳元を甘咬みし、まだ着ているTシャツの中に指先を忍ばせて、乳首を弄ってきた。

「でもぉ、姫はさぁ、ビアンでは無いですよねぇ?
 だけどぉ、興味は深々ある感じ…」

 さすがホンモノの敦子には、全部見抜かれてしまうのだろうか?…

「え、あ…や、ぁ、あの…」

 わたしはそんな彼女の囁きに否定も肯定もできないでいた…
 なぜなら、正に、その通り、ズバリであるから。

 わたしは決してビアン、つまり同性愛者では無い…
 だって、本当に、心から彼を、大原浩一常務の事を愛しているからである。

 それは間違いは無い…

 だが…

 唯一のビアンプレイの、それも本当につい最近の、ほぼ一週間前の相手である…

 蒼井美冴さんの事も愛している…
 いや、愛しているという類では無く…
 それは…

 なんだろうか、そう、女同士の友情の、いや、彼女に対する憧れの想いもある…

 そんな思い、想いの延長線上からのビアンの逢瀬ともいえるのだ。

「い、いや、そ、それは…」

「ふぅん、そうかぁ…」
 
 敦子はそんなわたしの狼狽える様子を楽しそうに観察し、そしてゆっくりと後ろから右手で乳首を弄り、左手で腰回りを撫でながら股間へと忍ばせ…

「美冴さんが相手でしょう?」

「あ、え?」




 
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