この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
シャイニーストッキング
第20章 もつれるストッキング4 律子とゆかり

5 中島さんのテンション
わたしはおそらく、この『○△生命』本社ビルにいるであろう、わたしの最愛の男である彼大原浩一常務に会いたいという昂ぶる、そして心ときめく想いを秘かに胸に抱きながら、越前屋朋美さんの導きに付いていくと…
「失礼しまぁす」
わたし達は『システム情報部』の部屋に到着した。
「あ、佐々木室長わざわざすいません」
するとそのシステム情報部の雑然と並んでいる数台のパソコンと、そのスタッフの間から小柄な中島彩美が立ち上がり、そう声を掛けてきた。
「ああ、中島さぁん、室長を連れてきましたよぉ、あと、蒼井美冴さんもぉ」
と、越前屋さんが中島さんにそう応える。
「え、あ、蒼井さん…」
「あ、はい、蒼井美冴です、中島さん初めまして」
そう、この二人は初対面であったのだ、あ、いや、このわたしでさえ中島さんの顔を見るのは2回目であったのだ。
なにしろ彼女は『新プロジェクト準備室』のパソコンではスペック不足だという事で、この本社のシステム情報部に籠もりっきりであったから…
「あ、あの、蒼井さんのプログラムヤバかったです」
すると中島さんはいきなりテンション高めにそう話しを始めくる。
「え、あ、ヤバかったって?」
「いやぁ、あの申し込みプログラムフォームが正に絶妙で…
それにまさかクラウドをあんなカタチで絶妙にぃ……」
「あっ、ああ中島さん、ちょっと待って…」
わたしはそんなテンション高めに話し始めてきた彼女を慌てて制した。
「え?、あ…」
「ちょっとわたしには難しいんで、その話しは後で、うん、おいおいに噛み砕いて説明してもらうとしてぇ…」
わたしはおそらく、この『○△生命』本社ビルにいるであろう、わたしの最愛の男である彼大原浩一常務に会いたいという昂ぶる、そして心ときめく想いを秘かに胸に抱きながら、越前屋朋美さんの導きに付いていくと…
「失礼しまぁす」
わたし達は『システム情報部』の部屋に到着した。
「あ、佐々木室長わざわざすいません」
するとそのシステム情報部の雑然と並んでいる数台のパソコンと、そのスタッフの間から小柄な中島彩美が立ち上がり、そう声を掛けてきた。
「ああ、中島さぁん、室長を連れてきましたよぉ、あと、蒼井美冴さんもぉ」
と、越前屋さんが中島さんにそう応える。
「え、あ、蒼井さん…」
「あ、はい、蒼井美冴です、中島さん初めまして」
そう、この二人は初対面であったのだ、あ、いや、このわたしでさえ中島さんの顔を見るのは2回目であったのだ。
なにしろ彼女は『新プロジェクト準備室』のパソコンではスペック不足だという事で、この本社のシステム情報部に籠もりっきりであったから…
「あ、あの、蒼井さんのプログラムヤバかったです」
すると中島さんはいきなりテンション高めにそう話しを始めくる。
「え、あ、ヤバかったって?」
「いやぁ、あの申し込みプログラムフォームが正に絶妙で…
それにまさかクラウドをあんなカタチで絶妙にぃ……」
「あっ、ああ中島さん、ちょっと待って…」
わたしはそんなテンション高めに話し始めてきた彼女を慌てて制した。
「え?、あ…」
「ちょっとわたしには難しいんで、その話しは後で、うん、おいおいに噛み砕いて説明してもらうとしてぇ…」

