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シャイニーストッキング
第20章 もつれるストッキング4 律子とゆかり

21 マニュアル作成…
「あ、あとほら、例の、明後日の決起飲み会の段取りも健太達とよろしくね」
「はーい、任せといてくださぁい…」
そう、明後日の8月22日の金曜日に、この『新プロジェクト』メンバーの親睦会を予定していた…
「じゃ、よろしくお願いね」
そしてわたしはコールセンター部の第一会議室へと向かう。
こっちでは新しく請負う『新規業務』のマニュアル作成を進めていたのである…
そう、わたしは多忙なのだ。
だから…
彼への不惑の揺らぎなんて、本当に、ほんの小さな事に過ぎないんだ。
「お疲れさま、どんな感じ?」
そんな思いを必死に自分にいい聞かせながら、マニュアル作成をしている会議室にそう声を掛けながら入っていく。
「あ、ゆかり部長お疲れさまっす」
入ってきたわたしの姿を見て、すかさず杉山くんが反応する。
「え、あ、うん…と、この方が、前の職場の時のマニュアル冊子を持ってきてくれて…」
と、杉山くんが一人の女性を紹介してきた。
「はい、あ、佐々木部長初めまして、わたし『△△エージェントスタッフ』から派遣されて来ました『松崎』と申します」
すると、その女性がそう挨拶をしてきたのである…
この『△△エージェントスタッフ』とは、やはりわたしの過去の黒歴史を知っている元黒服だった『遠藤タカシ』が営業係長をやっている外資系の人材派遣会社の名称である。
あ、アイツの会社か…
わたしはふと、アイツ、遠藤タカシの、それもわたしの脚を舐め回すかの様に見つめてきていた奴の目を思い浮かべてしまう。
結果、奴のその目は、奴自身のストッキングフェチが故からのわたしの伝線してしまったストッキングをいやらしい目でガン見してきていたのだと分かったのではあるが…
そして奴が数社集ってこの新規業務であるアンケート調査等々を中心とした、いわゆる『アウトバウンド』といえるそのコールセンター業務の経験があるスタッフの依頼をした時に、真っ先にスタッフ収集の了解をしてくれたのであった。
「あ、あとほら、例の、明後日の決起飲み会の段取りも健太達とよろしくね」
「はーい、任せといてくださぁい…」
そう、明後日の8月22日の金曜日に、この『新プロジェクト』メンバーの親睦会を予定していた…
「じゃ、よろしくお願いね」
そしてわたしはコールセンター部の第一会議室へと向かう。
こっちでは新しく請負う『新規業務』のマニュアル作成を進めていたのである…
そう、わたしは多忙なのだ。
だから…
彼への不惑の揺らぎなんて、本当に、ほんの小さな事に過ぎないんだ。
「お疲れさま、どんな感じ?」
そんな思いを必死に自分にいい聞かせながら、マニュアル作成をしている会議室にそう声を掛けながら入っていく。
「あ、ゆかり部長お疲れさまっす」
入ってきたわたしの姿を見て、すかさず杉山くんが反応する。
「え、あ、うん…と、この方が、前の職場の時のマニュアル冊子を持ってきてくれて…」
と、杉山くんが一人の女性を紹介してきた。
「はい、あ、佐々木部長初めまして、わたし『△△エージェントスタッフ』から派遣されて来ました『松崎』と申します」
すると、その女性がそう挨拶をしてきたのである…
この『△△エージェントスタッフ』とは、やはりわたしの過去の黒歴史を知っている元黒服だった『遠藤タカシ』が営業係長をやっている外資系の人材派遣会社の名称である。
あ、アイツの会社か…
わたしはふと、アイツ、遠藤タカシの、それもわたしの脚を舐め回すかの様に見つめてきていた奴の目を思い浮かべてしまう。
結果、奴のその目は、奴自身のストッキングフェチが故からのわたしの伝線してしまったストッキングをいやらしい目でガン見してきていたのだと分かったのではあるが…
そして奴が数社集ってこの新規業務であるアンケート調査等々を中心とした、いわゆる『アウトバウンド』といえるそのコールセンター業務の経験があるスタッフの依頼をした時に、真っ先にスタッフ収集の了解をしてくれたのであった。

