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シャイニーストッキング
第20章 もつれるストッキング4 律子とゆかり

32 楽しい会話
「ま、えつは飲み専だもんねぇ」
すると伊藤さんが笑いながらそう言ってくる。
「えーっ、わたしだってぇ少しは作れるもん」
「ええ、じゃぁえつは何が作れるのかなぁ?」
そう伊藤さんはからかい気味にツッコんできた。
「あ、うん、インスタントラーメンとぉ、あ、お、おにぎりぃ」
「おぉぃ、それは料理のうちに入らないわよぉ」
伊藤さんは笑いながら返してきた。
「えぇ、もお、あっちんのイジワルぅ」
だが、それを聞いてわたしは笑えない…
おそらくわたしには、おにぎりもインスタントラーメンも作れないから。
なぜならわたしは、お湯を入れるだけのカップラーメンか、レンジでチンしか作れないから…
そう越前屋さんよりダメダメなのである。
「もおぉ、あっちんのイジワルぅ…」
越前屋さんはそう笑いながら、グビグビと赤ワインを飲んでいく。
本当にお酒は強そうである…
「でも本当にお酒は強いのねぇ」
わたしは少し驚きながら呟いた。
「はぁぃ、ウチは家系みたいでぇ…」
「そうなんですよぉ、えつん家は家族みんな強いんですよぉ…
それにチョー賑やかだしね」
その背景がこの明るく朗らかな越前屋さんを作ったのかもしれない…
わたしはそんな彼女を見ながらそう思う。
そして…
わたしもチョー楽しい。
仕事の事や彼の電話の事等、すっかりどこかへ吹き飛んでしまっていた…
そして心がウキウキと軽くなってきていた。
本当にこの越前屋さんには、いや、この伊藤さんとのカラミの会話も楽しくて堪らない…
ついついわたしもお酒が進んでしまう。
「ま、えつは飲み専だもんねぇ」
すると伊藤さんが笑いながらそう言ってくる。
「えーっ、わたしだってぇ少しは作れるもん」
「ええ、じゃぁえつは何が作れるのかなぁ?」
そう伊藤さんはからかい気味にツッコんできた。
「あ、うん、インスタントラーメンとぉ、あ、お、おにぎりぃ」
「おぉぃ、それは料理のうちに入らないわよぉ」
伊藤さんは笑いながら返してきた。
「えぇ、もお、あっちんのイジワルぅ」
だが、それを聞いてわたしは笑えない…
おそらくわたしには、おにぎりもインスタントラーメンも作れないから。
なぜならわたしは、お湯を入れるだけのカップラーメンか、レンジでチンしか作れないから…
そう越前屋さんよりダメダメなのである。
「もおぉ、あっちんのイジワルぅ…」
越前屋さんはそう笑いながら、グビグビと赤ワインを飲んでいく。
本当にお酒は強そうである…
「でも本当にお酒は強いのねぇ」
わたしは少し驚きながら呟いた。
「はぁぃ、ウチは家系みたいでぇ…」
「そうなんですよぉ、えつん家は家族みんな強いんですよぉ…
それにチョー賑やかだしね」
その背景がこの明るく朗らかな越前屋さんを作ったのかもしれない…
わたしはそんな彼女を見ながらそう思う。
そして…
わたしもチョー楽しい。
仕事の事や彼の電話の事等、すっかりどこかへ吹き飛んでしまっていた…
そして心がウキウキと軽くなってきていた。
本当にこの越前屋さんには、いや、この伊藤さんとのカラミの会話も楽しくて堪らない…
ついついわたしもお酒が進んでしまう。

