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シャイニーストッキング
第21章 もつれるストッキング5 美冴
34 慈しみの感触
バタン…
その玄関ドアの閉まった金属音が、わたしの心の決壊のトリガーとなった。
「あ、う、む……」
彼を玄関框の壁へと強く押し付け、わたしは唇を貪るかのようにキスをする。
「あ…み、みさ……」
そして舌先で唇をこじ開け、ねじ込み、絡め、爪先を立てて、カラダを預けていく。
すると彼の唇は緩み、わたしの舌先を受け入れ、絡め吸ってくる…
あ……
わたしはこの舌同士の絡まるなまめかしい感触の快感に一気に力が抜けてしまい、そして、両腕で抱き締められて…
いつの間にかに態勢は入れ代わり、わたしの方が壁へと押し付けられてしまった。
「あ…ん、んん…」
唇から流れ込んでくる彼の熱い想いの証である唾液の甘さに、瞬く間に心を酔わせてしまい…
完全に膝の力が抜け、ゆっくりと崩れ落ちるようにしゃがみ込んでしまう。
そんなわたしを抱きかかえるかのように左手を背中に回し、彼の腕に寄り掛かるようにしゃがみ、座った…
「さぁ、ウチはホテルじゃないからさ…」
彼は唇をスッと外し…
「ほら、脱がしてあげるから」
そう言って右手を膝に置き、ゆっくりとストッキングの感触を確かめ、愛でるかのように脛へと指先を撫でてくる。
「あ、ん…」
そのストッキング愛に溢れる、正にストッキングフェチの慈しみの、まるで愛撫のような感触の快感に…
わたしは思わず喘ぎを漏らし、ビクッと触れられている右脚を小さく震わせてしまう。
その彼、大原浩一の、ストッキングフェチ特有な、嗜好愛たっぶりの優しく、慈しみの手指の感触は…
正にストッキングラブといえる快感であった。
触られただけでこんなに感じたのはあの亡き、愛しい『ゆうじ』以来だわ…
と、心が濡れ、震えてくる。
「さぁ…」
彼はそう呟き、ヒールを軽く掴み、スッと脱がしてきた…
そして、露になったストッキングの爪先を…
「ぁぁ……」
ストッキングラブなオトコ達にとっては羨望の存在といえる、ストッキングの三日月補強の爪先を、そんな、小さな感嘆の呟きを漏らしながら凝視をし…
その脱がしたヒールを玄関框の床に静かに置き、その爪先を人差し指で愛でるかのように撫でてきた。
「あぁ…ん……」
そして…
脚を優しく持ち上げ、ストッキングを穿いている爪先に…
スウっと唇を寄せてきたのだ。
バタン…
その玄関ドアの閉まった金属音が、わたしの心の決壊のトリガーとなった。
「あ、う、む……」
彼を玄関框の壁へと強く押し付け、わたしは唇を貪るかのようにキスをする。
「あ…み、みさ……」
そして舌先で唇をこじ開け、ねじ込み、絡め、爪先を立てて、カラダを預けていく。
すると彼の唇は緩み、わたしの舌先を受け入れ、絡め吸ってくる…
あ……
わたしはこの舌同士の絡まるなまめかしい感触の快感に一気に力が抜けてしまい、そして、両腕で抱き締められて…
いつの間にかに態勢は入れ代わり、わたしの方が壁へと押し付けられてしまった。
「あ…ん、んん…」
唇から流れ込んでくる彼の熱い想いの証である唾液の甘さに、瞬く間に心を酔わせてしまい…
完全に膝の力が抜け、ゆっくりと崩れ落ちるようにしゃがみ込んでしまう。
そんなわたしを抱きかかえるかのように左手を背中に回し、彼の腕に寄り掛かるようにしゃがみ、座った…
「さぁ、ウチはホテルじゃないからさ…」
彼は唇をスッと外し…
「ほら、脱がしてあげるから」
そう言って右手を膝に置き、ゆっくりとストッキングの感触を確かめ、愛でるかのように脛へと指先を撫でてくる。
「あ、ん…」
そのストッキング愛に溢れる、正にストッキングフェチの慈しみの、まるで愛撫のような感触の快感に…
わたしは思わず喘ぎを漏らし、ビクッと触れられている右脚を小さく震わせてしまう。
その彼、大原浩一の、ストッキングフェチ特有な、嗜好愛たっぶりの優しく、慈しみの手指の感触は…
正にストッキングラブといえる快感であった。
触られただけでこんなに感じたのはあの亡き、愛しい『ゆうじ』以来だわ…
と、心が濡れ、震えてくる。
「さぁ…」
彼はそう呟き、ヒールを軽く掴み、スッと脱がしてきた…
そして、露になったストッキングの爪先を…
「ぁぁ……」
ストッキングラブなオトコ達にとっては羨望の存在といえる、ストッキングの三日月補強の爪先を、そんな、小さな感嘆の呟きを漏らしながら凝視をし…
その脱がしたヒールを玄関框の床に静かに置き、その爪先を人差し指で愛でるかのように撫でてきた。
「あぁ…ん……」
そして…
脚を優しく持ち上げ、ストッキングを穿いている爪先に…
スウっと唇を寄せてきたのだ。

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