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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1        佐々木ゆかり
 103 大原浩一(18)

 やっぱり…
 まだ私は、赦されてはいないのだ――

 いや、出さなくちゃ…
 このゆかりの口唇による愛に、自分自身の象徴を委ね、そして射精をする。

 それは、いつもの逢瀬の愛のカタチであり、お互いの心を委ね、求め、交わすという確認でもある――

「………」

 ジュボ、ジュル…

 それを、今…
 ゆかりに試されているのだと思われる。

 そう、それは…
 ゆかりが私を赦すか、赦さまいか…
 今、ゆかりは、私自身の象徴を愛で、愛し、試しているのだ。

 そしてまた、反面…
 この愛の確認は、ある意味、私への…
 罰とも、いや、罰であるともいえるのだと思われる。

 罰――
 それは、当然の報い…
 ノーペナルティ、無かった事になるはずもない。

 そしてもしかしたら、ゆかりは…
 こうして私自身を愛しながらも、ゆかり自身の気持ち、私への想いに対してを、色々と再確認しているのかもしれない…

 もしかしたら…
 私がこうしてゆかりに委ねて、いつもの様に、射精をし、絶頂をするのか、いや、絶頂できるのかを試し、求め、また、それを罰と成そうともしているのかもしれない。

 なぜなら、今のこの私は…
 このように勃つ事自体が、ままならないということを容易に分かっているはずなのだから。

 それなのに…
『いいのよ、感じてぇ、出してぇ…』
 と、言ってきた。

 それは…命令――

 つまりは、罰、ペナルティなのではないねだろうか…

 ジュボ、ジュル…

「はぁ、堅くぅ、なってきたわぁ…」

 それは愛の囁きなんかではなく…
 
 ジュボ、ジュル…

「ふぅ、熱くなってきてるぅ…」

 ジュボ、ジュル…

「はぁぁ、こ、浩一さぁん…」

 ジュボ、ジュル…

「あ、愛してるぅ…」

 その言葉、囁きは、ゆかり自身による、再認識なのかもしれない…
 私への想いを、計り直しているのかもしれない。

「あ、う、う、ゆ、ゆかり…」
 いや、そうに違いないだろう…
 そう、これは罰、ペナルティ、そして、試されているのだ。

 ジュボ、ジュル…

 だったら、私は、このゆかりの愛に、全力で答える。

 私は、ゆかりを愛しているから…

 ゆかりを手放したくはないから――

 私はゆかりへ想いを馳せて、身を委ねていく…
 昂ぶりが、疼いてきた――


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