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シャイニーストッキング
第23章 ほつれるストッキング2 蒼井美冴と松下律子
40 蒼井美冴(20)
さすがに、松下さんにはそのベッドでの会話だという本当の事は言えないーー
だけどこれは、わたしの一方的な感じではあるのだが…
この目の前の松下さんからは、わたしと彼との関係に関する嫉妬心等の感情の揺らぎを、不思議な事に一切感じられないのである。
以前の、『黒い女』であった頃に、彼、大原部長からのわたしの黒ストッキングに対しての強いフェチ的な熱い視線を感じていた時…
ゆかりさんの反応は、鋭く、もろに嫉妬心という感情の意識をわたしにぶつけてきていた。
この松下さんとゆかりさんの性格の違いはあるのだろうが、わたしはオンナとしての想いまでをも、つい、口を滑らしてしまってもいるのに…
彼女のそんな嫉妬心という感情の揺らぎを、感じられないのだ。
だからといって、松下さんの彼に対しての愛情は、ゆかりさんより強く感じられ、かといって、そんな感情をわたしに対して必死に隠しているようにも伝わってはこない…
というよりは、わたしと松下さんの二人で、彼、大原浩一というオトコを、まるで共有しているかの様な…
つまりは、わたしからの彼に対する話しさえをも、楽しんでいるみたいな感じが伝わってくるのである。
共有…
そんなバカなーー
わたしと松下さんは、今夜の宴会時が、ほぼ初めて会話であるのだ…
そしてわたしが、ゆかりさんと彼との間を取り持つ為に、半ば強引にこうして彼女をこの『波道』に無理矢理に近く連れてきての今なんだ。
それがまだ僅か一時間位の会話で、しかも、わたしはこの前まで彼と、親密な関係を持っていた…
みたいに白状したのに、こんな穏やかに、わたしを見てきていて、しかも、まるで二人で彼という存在を共有しているかの様な、この眼差しに…
「そ、そんなぁ、お姫さまってぇ…」
と、ややもしたら、嫌味にも取れる様なわたしの揶揄にも、こうして笑みさえをも浮かべて応えてきてくる。
それって、松下さんは、わたしをどう思っているんだろうか?
わたしは不思議な感覚を感じていた。
それに、さっきまで感じていた松下さんからの強烈な警戒感の違和感の壁は、完全に消え失せ…
逆に、わたしに対する好意、興味さえ…
「あっ」
わたしは思わず声を漏らしてしまった。
「えっ?」
「あ、いえ、ううん…」
「……」
さすがに、松下さんにはそのベッドでの会話だという本当の事は言えないーー
だけどこれは、わたしの一方的な感じではあるのだが…
この目の前の松下さんからは、わたしと彼との関係に関する嫉妬心等の感情の揺らぎを、不思議な事に一切感じられないのである。
以前の、『黒い女』であった頃に、彼、大原部長からのわたしの黒ストッキングに対しての強いフェチ的な熱い視線を感じていた時…
ゆかりさんの反応は、鋭く、もろに嫉妬心という感情の意識をわたしにぶつけてきていた。
この松下さんとゆかりさんの性格の違いはあるのだろうが、わたしはオンナとしての想いまでをも、つい、口を滑らしてしまってもいるのに…
彼女のそんな嫉妬心という感情の揺らぎを、感じられないのだ。
だからといって、松下さんの彼に対しての愛情は、ゆかりさんより強く感じられ、かといって、そんな感情をわたしに対して必死に隠しているようにも伝わってはこない…
というよりは、わたしと松下さんの二人で、彼、大原浩一というオトコを、まるで共有しているかの様な…
つまりは、わたしからの彼に対する話しさえをも、楽しんでいるみたいな感じが伝わってくるのである。
共有…
そんなバカなーー
わたしと松下さんは、今夜の宴会時が、ほぼ初めて会話であるのだ…
そしてわたしが、ゆかりさんと彼との間を取り持つ為に、半ば強引にこうして彼女をこの『波道』に無理矢理に近く連れてきての今なんだ。
それがまだ僅か一時間位の会話で、しかも、わたしはこの前まで彼と、親密な関係を持っていた…
みたいに白状したのに、こんな穏やかに、わたしを見てきていて、しかも、まるで二人で彼という存在を共有しているかの様な、この眼差しに…
「そ、そんなぁ、お姫さまってぇ…」
と、ややもしたら、嫌味にも取れる様なわたしの揶揄にも、こうして笑みさえをも浮かべて応えてきてくる。
それって、松下さんは、わたしをどう思っているんだろうか?
わたしは不思議な感覚を感じていた。
それに、さっきまで感じていた松下さんからの強烈な警戒感の違和感の壁は、完全に消え失せ…
逆に、わたしに対する好意、興味さえ…
「あっ」
わたしは思わず声を漏らしてしまった。
「えっ?」
「あ、いえ、ううん…」
「……」

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