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シャイニーストッキング
第2章 黒いストッキングの女1
2 プロローグ ②
そんな比較的穏やかな日々の中で、最近、妙に私の心に引っかかり、ザワつかせていることが一つだけあるのだ。
しかしそれは仕事や業務上のことではなく、私の心の中にしまっておくべきプライベートなことであり、言葉に出せないような内容ともいえるので誰かに尋ねることもできず、如何ともし難いことであった。
だがそのことはほぼ毎朝、一時だけ私の心をザワつかせてくるのだ。
「部長、どうかしました、何か気になることでもあるんですか?」
課長の佐々木ゆかりがいつもの毎朝のコーヒーを持ってきながら聞いてきた。
「えっ、いや、何も…」
さすがの勘のよさにドキッとしてしまう。
実はこの課長の佐々木ゆかりとは公私共に関係している仲である、会社内では彼女が完璧に振る舞ってくれていていつも私が引っ張られていた、そして仕事の面でも素晴らしく、各々オペレーションサービス3部門スタッフ数は約15名前後、合計約45名をその部門毎の業務内容別にローテーションで回しているのだが、3部門合わせると常時平均すると約30名前後が勤務しており、その3部門の統括責任者として彼女を任命し、スタッフ達の運営、管理、教育に関してを全て完全に任せている。
それを全てほぼ完璧にこなしているのだ。
そしてその他に営業部に数人の男性社員も存在しているのだが、それらの男性社員に全くひけをとらない。
しかし彼女は私が課長に昇進させたのではない、以前の所属部署からの栄転移動というキャリアを持っていた。
また私との関係が始まったのもこの部署に移動してから暫く経てからのことであり、お互いにうまくバランスを保ちながら細心の注意を払っての職場恋愛である。
ちなみに私も彼女もお互いバツイチなので不倫ではない。
私は40歳、彼女は30歳である。
お互いに子供もいない。
そんなできる彼女の勘が私の僅かな挙動不審を捉えたのだ。
「なんとなく変な時が、あるような…」
彼女も大したことではないと思っているらしく、からかう程度のチェックではあった。
いやいや、女の勘はすごいなぁ…
だが本当は気になることが一つだけあるのだ。
それは毎日見かける一人の女性スタッフのことであったのだった…
そんな比較的穏やかな日々の中で、最近、妙に私の心に引っかかり、ザワつかせていることが一つだけあるのだ。
しかしそれは仕事や業務上のことではなく、私の心の中にしまっておくべきプライベートなことであり、言葉に出せないような内容ともいえるので誰かに尋ねることもできず、如何ともし難いことであった。
だがそのことはほぼ毎朝、一時だけ私の心をザワつかせてくるのだ。
「部長、どうかしました、何か気になることでもあるんですか?」
課長の佐々木ゆかりがいつもの毎朝のコーヒーを持ってきながら聞いてきた。
「えっ、いや、何も…」
さすがの勘のよさにドキッとしてしまう。
実はこの課長の佐々木ゆかりとは公私共に関係している仲である、会社内では彼女が完璧に振る舞ってくれていていつも私が引っ張られていた、そして仕事の面でも素晴らしく、各々オペレーションサービス3部門スタッフ数は約15名前後、合計約45名をその部門毎の業務内容別にローテーションで回しているのだが、3部門合わせると常時平均すると約30名前後が勤務しており、その3部門の統括責任者として彼女を任命し、スタッフ達の運営、管理、教育に関してを全て完全に任せている。
それを全てほぼ完璧にこなしているのだ。
そしてその他に営業部に数人の男性社員も存在しているのだが、それらの男性社員に全くひけをとらない。
しかし彼女は私が課長に昇進させたのではない、以前の所属部署からの栄転移動というキャリアを持っていた。
また私との関係が始まったのもこの部署に移動してから暫く経てからのことであり、お互いにうまくバランスを保ちながら細心の注意を払っての職場恋愛である。
ちなみに私も彼女もお互いバツイチなので不倫ではない。
私は40歳、彼女は30歳である。
お互いに子供もいない。
そんなできる彼女の勘が私の僅かな挙動不審を捉えたのだ。
「なんとなく変な時が、あるような…」
彼女も大したことではないと思っているらしく、からかう程度のチェックではあった。
いやいや、女の勘はすごいなぁ…
だが本当は気になることが一つだけあるのだ。
それは毎日見かける一人の女性スタッフのことであったのだった…