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シャイニーストッキング
第7章 絡まるストッキング 1

110 佐々木ゆかり ②
武石健太は直の後輩であり、ブランクはあるが色々な意味でも気心が知れている。
そして蒼井美冴さんは『黒い女』時代から、やはり色々な意味で意識をしていたせいもあり、この二人の微妙な様子、雰囲気、感じの違和感はわたしにしか判らないレベルなのだとは思うのだが、なんとなく違和感を感じてくるのだ。
なんだ、なんだろう…
少し考える。
あっ…
ふと、浮かんだ。
そうだ、あれだ…
まるで、二人でこっそりいけない遊びをしていて見つかってしまった、という様な顔と、雰囲気なのである。
ただの足裏マッサージなのよね…
そう思いながら、想像をし、想い浮かべてみる。
あっ…
わたしは気づいてしまう。
そうか、アレか、そうなのかも…
その時わたしの脳裏には
『ゆかり先輩のせいで、あれからストッキングフェチになっちゃったんです…』
と、言ってきた、あの夜の健太の言葉が浮かんできたのである。
見た目にはただの足裏マッサージだけれども、もしかしたら二人にはただの足裏マッサージじゃなかったんだ…
そして今度は蒼井さんの、同性であるわたしが見ても魅力的に感じるあの美しい魅惑の脚、ストッキング脚が脳裏に浮かんできたのだ。
そうだ、彼女のあの魅惑の脚の魅力は、この大原本部長の心までをも魅了して、わたしが嫉妬心を持つハメになった程なんだ、だから健太なんてイチコロになってしまったに違いない…
そう思いながら、もう一度二人を見る。
あっ…
ドキッとしてしまった。
それは二人の目が何となく濡れた感じに見えたからである。
えっ、欲情しているの…
そう思った瞬間から、一気にドキドキと騒めいてきた。
「仕方ねぇなぁ…」
健太がそう言いながら、越前屋さんを隣に座らせ、テーブルで見えないのだが、多分、足裏マッサージを始めたようであった。
だが、健太の顔を見ると、まるで何かを誤魔化している様な感じなのだ。
「ああ、武石さん、ヤバいですぅ、気持ちいいですぅ」
無邪気に彼女は喜んでいる。
そしてその隣の蒼井さんはスッと立ち上がり、トイレに向かったようである。
そうか、そうなのか…
わたしのドキドキは昂ぶりをましてきていた。
確か、さっきチラっと見た時に何か健太がテーブルの下の堀コタツに潜っていたのだ。
武石健太は直の後輩であり、ブランクはあるが色々な意味でも気心が知れている。
そして蒼井美冴さんは『黒い女』時代から、やはり色々な意味で意識をしていたせいもあり、この二人の微妙な様子、雰囲気、感じの違和感はわたしにしか判らないレベルなのだとは思うのだが、なんとなく違和感を感じてくるのだ。
なんだ、なんだろう…
少し考える。
あっ…
ふと、浮かんだ。
そうだ、あれだ…
まるで、二人でこっそりいけない遊びをしていて見つかってしまった、という様な顔と、雰囲気なのである。
ただの足裏マッサージなのよね…
そう思いながら、想像をし、想い浮かべてみる。
あっ…
わたしは気づいてしまう。
そうか、アレか、そうなのかも…
その時わたしの脳裏には
『ゆかり先輩のせいで、あれからストッキングフェチになっちゃったんです…』
と、言ってきた、あの夜の健太の言葉が浮かんできたのである。
見た目にはただの足裏マッサージだけれども、もしかしたら二人にはただの足裏マッサージじゃなかったんだ…
そして今度は蒼井さんの、同性であるわたしが見ても魅力的に感じるあの美しい魅惑の脚、ストッキング脚が脳裏に浮かんできたのだ。
そうだ、彼女のあの魅惑の脚の魅力は、この大原本部長の心までをも魅了して、わたしが嫉妬心を持つハメになった程なんだ、だから健太なんてイチコロになってしまったに違いない…
そう思いながら、もう一度二人を見る。
あっ…
ドキッとしてしまった。
それは二人の目が何となく濡れた感じに見えたからである。
えっ、欲情しているの…
そう思った瞬間から、一気にドキドキと騒めいてきた。
「仕方ねぇなぁ…」
健太がそう言いながら、越前屋さんを隣に座らせ、テーブルで見えないのだが、多分、足裏マッサージを始めたようであった。
だが、健太の顔を見ると、まるで何かを誤魔化している様な感じなのだ。
「ああ、武石さん、ヤバいですぅ、気持ちいいですぅ」
無邪気に彼女は喜んでいる。
そしてその隣の蒼井さんはスッと立ち上がり、トイレに向かったようである。
そうか、そうなのか…
わたしのドキドキは昂ぶりをましてきていた。
確か、さっきチラっと見た時に何か健太がテーブルの下の堀コタツに潜っていたのだ。

