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シャイニーストッキング
第8章 絡まるストッキング2 蒼井美冴
14 余計な事は訊かない
「シャワーを浴びてから帰りますね…」
蒼井美冴はそう云ってきた。
それには
今夜はこれで終わり…
と、いう彼女からのメッセージの意味が込められていたのだ。
「あ、ああ、そうだな…」
私も、その美冴の言葉でふと、昂ぶりが醒めた感じになったのである。
仕方ない、私達はこれでいいんだ…
メリハリのある関係でいなくてはいけないのだ。
それに美冴はまだ復活のリハビリ中なのである、まだまだ時間が必要なのだ、慌ててはダメなのである…
そして美冴がベッドから起き上がった。
「あっ…」
すると美冴の股間から、先ほどの私の熱い想いの籠もった白い液体が、ツーっと垂れてきたのだ。
「すごくたくさん出たのね…」
そう呟きながらティッシュを当てる。
「そうだ、そういえば…」
そうなのである、前から気になっている事があったのだ。
それは
「その、いつも、中で出しているけど…」
大丈夫なのか…
と、いう事なのである。
すると美冴は一瞬、下を向き、間を開けて
「うん、大丈夫なの…心配ないの…」
そう目を逸らして応えてきたのだ。
「…あ、そうか…」
私にはその呟きと、態度で全てが解った気がしたのだ、そして例え間違っていたとしてもそれ以上は訊くまいと思ったのである。
それは余計な事は訊かない…
と、いう私なりのルールでもあるのだ。
そして美冴はそのまま無言でシャワールームに入り、ドアを閉めたのである。
それはまるで
このまま先に、シャワーを浴びている間に帰って欲しい…
そんな意味が込められているのが何となく伝わり、そしてそう感じたのだ。
そうだよな、このままでは…
と、なぜか今夜は離れ難い想いがシコリのように心に湧いている。
それは多分、美冴には武石健太から、そして私にはゆかりからのそれぞれ互いに着信があり、お互いに彼、彼女の存在をより意識してしまった…
というせいなのかもしれない。
つまりはお互いに秘かに嫉妬心を持ってしまったという事なのだ。
だからシャワーを浴びている間にそっと帰ってくれ…
と、いう彼女なりのアピールなのであろう。
本来ならばこの前の逢瀬の時のように、シャワールームに乱入し、再び美冴を抱くという選択肢もあったのだが…
「シャワーを浴びてから帰りますね…」
蒼井美冴はそう云ってきた。
それには
今夜はこれで終わり…
と、いう彼女からのメッセージの意味が込められていたのだ。
「あ、ああ、そうだな…」
私も、その美冴の言葉でふと、昂ぶりが醒めた感じになったのである。
仕方ない、私達はこれでいいんだ…
メリハリのある関係でいなくてはいけないのだ。
それに美冴はまだ復活のリハビリ中なのである、まだまだ時間が必要なのだ、慌ててはダメなのである…
そして美冴がベッドから起き上がった。
「あっ…」
すると美冴の股間から、先ほどの私の熱い想いの籠もった白い液体が、ツーっと垂れてきたのだ。
「すごくたくさん出たのね…」
そう呟きながらティッシュを当てる。
「そうだ、そういえば…」
そうなのである、前から気になっている事があったのだ。
それは
「その、いつも、中で出しているけど…」
大丈夫なのか…
と、いう事なのである。
すると美冴は一瞬、下を向き、間を開けて
「うん、大丈夫なの…心配ないの…」
そう目を逸らして応えてきたのだ。
「…あ、そうか…」
私にはその呟きと、態度で全てが解った気がしたのだ、そして例え間違っていたとしてもそれ以上は訊くまいと思ったのである。
それは余計な事は訊かない…
と、いう私なりのルールでもあるのだ。
そして美冴はそのまま無言でシャワールームに入り、ドアを閉めたのである。
それはまるで
このまま先に、シャワーを浴びている間に帰って欲しい…
そんな意味が込められているのが何となく伝わり、そしてそう感じたのだ。
そうだよな、このままでは…
と、なぜか今夜は離れ難い想いがシコリのように心に湧いている。
それは多分、美冴には武石健太から、そして私にはゆかりからのそれぞれ互いに着信があり、お互いに彼、彼女の存在をより意識してしまった…
というせいなのかもしれない。
つまりはお互いに秘かに嫉妬心を持ってしまったという事なのだ。
だからシャワーを浴びている間にそっと帰ってくれ…
と、いう彼女なりのアピールなのであろう。
本来ならばこの前の逢瀬の時のように、シャワールームに乱入し、再び美冴を抱くという選択肢もあったのだが…