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シャイニーストッキング
第8章 絡まるストッキング2 蒼井美冴
 36 絡まる2本の指先

「あっ、んん…」
 グイグイとわたしの唇に、貪るように舌先を入れてくる熱い想いのキスをしてきた。

 ああっぁぁぁ…
 健太の熱い情熱が唇に入ってくる。
 そしてわたしの舌を貪り吸ってくるのだ。

「あっ、あぁぁ…」
 健太のその情熱のキスに心が震えてしまう。
 そして健太はわたしの舌を吸いながら肩を抱き、乳房を揉みしだいてきた。
 
「み、美冴さん…」
 唇を離し、今度はその唇で露わになった乳首を含んでくる。

「あっ、け、健太…」
 乳首に快感の電流が走る。
 そして健太の右手が股間に降りてきて、ストッキング直穿きのマチ部をグリグリと弄ってきた。
 
 ああん…
 そのストッキングの薄いナイロン繊維が厚く感じ、直に触って欲しくなり、もどかしくなってくる。

「あん、け、健太ぁ、ねぇ、挿入れて、挿入れてよぉ…」
 支配されている思考がそう叫ぶのだ。
 暴走している疼きは健太の熱い肉棒が欲しくて堪らなくなっていたのである。

 ズキ、ズキ、ズキ、ズキ、ズキ、ズキ…


 子宮が肉棒を欲して疼きという悲鳴を上げ、昂ぶらせてくるのであった。

「ああ、挿入れてぇ…」
 わたしはそう喘ぎ、自らの指先を股間に運び、健太の指先に絡めながら、股間のマチ部のナイロン繊維に爪を立てて破いていく。

 ビリビリビリ…
 そのストッキングのナイロン繊維の破ける音は、わたしの心の悲鳴でもあった。

「ああんっ…」
 そして健太の指先に絡めながら、ズブズブと自らの割れ目に沈めていく。

「ああっ…」
「み、美冴さん…」
 健太の指先が中でグリグリと動いてくる、と、膣の肉が快感で震えてくる。

「あん、あ、もっと、もっと…」
 もっと激しく動かして欲しくて、絡んでいる自分の指先も中で動かしてしまう。
 つまりは中で健太の指先と、自らの指先が絡み、グラインドの動きをしているのである。
 そしてその2本の指先が膣の快感を求めて踊るように蠢くのであった。

「いいっ、もっと、もっと、グリグリしてよぉ…」
 恥ずかしい程の喘ぎをしながら、腰を健太に押し付け、今度はわたし自ら唇を寄せてキスをする。
 そして健太の舌を夢中に貪っていく。
 
 まだ二本の、二人の指先は絡まり、中にいるのだ。

 それはまるで、二人の指先がわたしの中で踊っているようであった…





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