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シャイニーストッキング
第8章 絡まるストッキング2 蒼井美冴
 43 繋ぐタイミング

 そんな急展開なのであるから、醒めるのも速いという想定がもちろん俺の中には当然あったのだ。
 そしてこの急激に醒める、という展開も、この次からの繋がり的には辛い展開となる事もわかっていたのである。

 だからこそ俺はこの、醒める、という事を一番恐れていた…

 そんな焦燥の想いをしながら美冴さんを見ると
「シャワーを浴びてくる…」
 と、急に醒めた感じでそう言って立ち上がったのだ。
 そしてその時、立ち上がった美冴さんの股間から、ツーっと俺の吐き出した大量の精子が溢れ落ちてきたのである。

「あらっ、すごい、こんなに出たんだ…」
 その量を見て思わず驚きながら、慌ててティッシュで股間を押さえていく。
 すると一瞬だが、そんな醒めた目が変わったように見えたのだ。

 今だ、今しかない…
 醒めつつある美冴さんの想いを繋ぎ止めるのは今しかない、そう思った。


「あの…一緒にシャワー浴びてもいいですか…」
 と、俺は言った。

「ええっ、一緒にって…」
 美冴さんは急に慌てた様子になり、返事に窮するみたいになる。
 一瞬の内に、俺の云ったこの言葉をどう捉えればいいのか、どう捉えるべきなのかを逡巡しながら考えているようであった。

「いいじゃないですか、洗いっこしましょうよ…」
 俺は本気なのであるが、つとめて明るく、軽い感じで云ったのだ。

「ええ…でもぉ…」
 どう返事をしたら良いのか迷っているようであった。

 だが、今しかないのだ、多分、美冴さんの気持ちを繋ぐタイミングは今なのだ…

「いいじゃないですかぁ」
 そしてそう云って俺も立ち上がり、迷っている美冴さんを後ろから軽く抱き締め、そしてシャワールームへと連れて行く。
 その後ろから抱き締める美冴さんのカラダの感触に心が震えるようであった。
 俺は約178センチある、それから考えると美冴さんは約160センチ位か、ゆかり先輩とほぼ同じようだ。
 だが、カラダ付きは美冴さんの方が全体的に細い感じがする、ゆかり先輩の方が胸の乳房もあるし、そう出る処は出て、ウエストはキュッと締まり、いわゆるグラマラスなのである。
 そのゆかり先輩と比べると美冴さんは全体的に細い感じがするのだが、それがまた俺の男心をそそってくるのである。

 だがしかし、二人には唯一無二の共通点があった…

 


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