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シャイニーストッキング
第9章 絡まるストッキング3 大原本部長と佐々木ゆかり部長
55 誘い
彼と、この蒼井さんがいれば…
この時、なんとかなるように感じたのである。
「あっ、そうだ…」
「はい…」
「蒼井さんて、今晩時間ありますか…」
「あ、はい、あります…」
「よかったら…」
急にドキドキしてきた。
「よかったら…食事に…」
あまりの突然の胸のドキドキとした昂ぶりに言葉がそこで止まってしまった。
「あ、はい、喜んでいきたいです…」
だが、蒼井さんはそう言ってくれたのだ。
「えっ、あ、ああ、よかった…」
「はい、嬉しいです」
急に目をキラキラさせてくる。
わたしはそのキラキラとした目に思わず魅せられてしまう。
「前から…課長の事、あ、部長だ、あっ室長か…」
「うーん、室長でよいかなぁ」
「あ、はいじゃあ室長の事、ちょっと気になっていたんです」
「えっ、そうなの…」
「はい…」
すると蒼井さんは突然、そのキラキラした目でわたしを見つめてきたのだ。
ドキドキ、ドキドキ…
そしてその目が
わかるでしょう…
何で気になっていたかわかるでしょう…
と、囁いてきたのである。
「じゃあ、仕事終わってからですね、嬉しいです…」
「あ、はい…」
わたしは蒼井さんのその目にすっかり魅了されてしまっていた。
「とりあえず主任やってみます…」
もうその事は頭の端に行ってしまっていたのだ。
そして脳裏には、あのキラキラとした魅惑的な目による昂ぶりでいっぱいになってしまっていた。
ああ、ついに…
ついに、食事に…
食事に誘ってしまった…
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…
わたしは思わず後ろを振り返り、彼を、大原本部長の姿を探した、だが、彼はいなくなっていた。
ああ、ついに…
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…
「佐々木室長ぉ…」
再び、越前屋朋美が声を掛けてきた。
「あっ、はい…」
わたしは再び我に帰る、本当に越前屋さんはタイムリーな存在である。
そうだ彼女も、越前屋さんもいる…
わたしはその時、無敵に思ったのだ。
山崎専務の傀儡は今だけだ…
今だけにしてやる…
きっとドキドキとしているこの胸の昂ぶりが、そう強気に思わせたのかもしれなかった。
彼と、この蒼井さんがいれば…
この時、なんとかなるように感じたのである。
「あっ、そうだ…」
「はい…」
「蒼井さんて、今晩時間ありますか…」
「あ、はい、あります…」
「よかったら…」
急にドキドキしてきた。
「よかったら…食事に…」
あまりの突然の胸のドキドキとした昂ぶりに言葉がそこで止まってしまった。
「あ、はい、喜んでいきたいです…」
だが、蒼井さんはそう言ってくれたのだ。
「えっ、あ、ああ、よかった…」
「はい、嬉しいです」
急に目をキラキラさせてくる。
わたしはそのキラキラとした目に思わず魅せられてしまう。
「前から…課長の事、あ、部長だ、あっ室長か…」
「うーん、室長でよいかなぁ」
「あ、はいじゃあ室長の事、ちょっと気になっていたんです」
「えっ、そうなの…」
「はい…」
すると蒼井さんは突然、そのキラキラした目でわたしを見つめてきたのだ。
ドキドキ、ドキドキ…
そしてその目が
わかるでしょう…
何で気になっていたかわかるでしょう…
と、囁いてきたのである。
「じゃあ、仕事終わってからですね、嬉しいです…」
「あ、はい…」
わたしは蒼井さんのその目にすっかり魅了されてしまっていた。
「とりあえず主任やってみます…」
もうその事は頭の端に行ってしまっていたのだ。
そして脳裏には、あのキラキラとした魅惑的な目による昂ぶりでいっぱいになってしまっていた。
ああ、ついに…
ついに、食事に…
食事に誘ってしまった…
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…
わたしは思わず後ろを振り返り、彼を、大原本部長の姿を探した、だが、彼はいなくなっていた。
ああ、ついに…
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…
「佐々木室長ぉ…」
再び、越前屋朋美が声を掛けてきた。
「あっ、はい…」
わたしは再び我に帰る、本当に越前屋さんはタイムリーな存在である。
そうだ彼女も、越前屋さんもいる…
わたしはその時、無敵に思ったのだ。
山崎専務の傀儡は今だけだ…
今だけにしてやる…
きっとドキドキとしているこの胸の昂ぶりが、そう強気に思わせたのかもしれなかった。