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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4      和哉と美冴1
 61 5年前、あれから…(47)

「和哉くんお待たせ、さっぱりしたわぁ…」
 わたしはバスタオルを胸元から巻いてシャワールームから出てきた。
 そしてベッドの上でなんとなく手持ち無沙汰な感じでいる和哉にそう声を掛ける。

 このラブホテルは最近出来たらしく、内装も新しくて綺麗であり、部屋の造りもラブホテルらしからぬ、どちらかといえば普通のビジネスホテル的なノーマルな内装であった。
 ダブルベッドに片側に鏡が添え付けられているだけの、都心にあるような感じの部屋である。
 いつものいかにもラブホテル的な、ギラギラした妖しい雰囲気はなかった。

「ふうぅ、喉かわいたわぁ…」
 わたしはそう呟きながら、ベッドサイドの壁際ににある冷蔵庫からミネラルウォーターのペットボトルを取り出して飲んだ。
 そして和哉はそんなわたしの動きをまるで5日前の初めての日のような高校生の少年の顔をして見ていたのである。

 ああ、かわいい…
 わたしはそんな和哉の顔をミネラルウォーターを飲みながら横目で伺い、少しドキンと昂ぶらせていたのだ。

 そうだ…

 そしてわたしは再びミネラルウォーターを口に含み、和哉の方に顔を向けて口移しのキスをする。

「あ…」

 ゴクリ…
 和哉はそう喉を鳴らし、突然のわたしの口移しのキスに戸惑いの表情をしながら口元を濡らす。

 かわいいわ…

「もう一杯ね…」
 そしてもう一度水を含み、口移しのキスをする。
  
 ゴク、ゴクリ…
 和哉は喉を鳴らしながら飲み込み、そしてまるでスイッチが入ったかのようにわたしを抱き締め、再びキスをしてきた。

「み、美冴さんっ…」
 和哉は昂ぶりに感極まった声でわたしの名を呼びキスしてくる。
 そして舌先を伸ばし、わたしはそれを受け入れていく。

「あぁ、かずや…」
 わたしを仰向けに寝かしながら、胸元のバスタオルの合わせ目を外し、胸元を開き、そして乳房を露わにしてきたのだ。

「ああ、美冴さんのオッパイきれいです…」
 そう囁きながら、乳房を揉み、乳首を舐めてくる。

「あんっ、ううん…」
 そんな愛撫にビクッと震えてしまう。
 凄く気持ちよく、快感である。
 わたしは胸は決して大きくはない、カタチは悪くはないと思うのだが、Bカップしかないのだ。

 そんな乳房を、乳首を和哉は愛おしそうに、揉み、舐めてくれる…



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