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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4      和哉と美冴1
 93 5年前へ…

 あぁ…みさえ…さん…あぁ…いいぃ…

 ギュッ、ギュッ…

 そして同時に乳首を弾き、舌を、唇を想像の中で美冴さんに絡ませていく。

ギュッ、ギュッ、ギュッ…
 だが、そろそろ限界の昂ぶりがきた。
 しっかりと亀頭を絡めて右手に握り直す。

 あぁ…
 
 美冴さんに握られているイメージを浮かべ、彼女の指の感触を思い出し、少しずつ動かしていく。

「あぁ…あ…」
代えた左手の指先で乳首を弾き、そして同時にシゴく。

「はぁ、はぁ、はぁ…」
息と動きが重なる。

『かず…や…』
さっきのファミレスで一瞬聴いた美冴さんの囁いた声を、熱い息を、自らの耳で思い出しながら、右手の動きを速めていく。

「ああ、い…くぅ…ああぁ…み、みさえ…さぁん…」

 も、もう…ああぁ…

 もう限界であった。

「あっ、っくうぅっ…」
 僕は腰を突き上げ、下半身を強張らせ、激しく射精する。

「あっ、うっぅ…うぅ」

 ドクッ、ドクッ…
 と、ペニスは震え、おびただしい量の射精をした。

 ああぁ…みさえ…さん…

 全身に激しい射精の絶頂感が湧き起こり、それに反比例するかのように昂ぶる気持ちがスーっと醒めていく。

「ふうぅぅ…」
 そして飛び散らせた大量の精子をティッシュで拭っていく。

 ああ、あの最後の夜の時、美冴さんは僕の精子を飲んでくれた…

 口元から溢しながらも僕の精子を飲んでくれたんだっけ…






「あっ、ダメですよ、そんな、汚いから…」

「和哉のなんだから、汚くなんかないわ…」




 僕の意識が、5年前の、あのあとの記憶を辿っていく…
 


 美冴さん…




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