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シャイニーストッキング
第11章 絡まるストッキング5      和哉と健太
 31 歳上女のズルさ

「いいわよ、片付けしてあげるから…」

 片付けしてあげるから…
 それは正に、彼女という存在になった女の常套手段の言葉である。



 わたしは…

 わたしはここで…

 ここで、女のズルさを…

 歳上女のズルさ、常套手段を…
 使ったのであった。

 嫉妬心が、わたしにそう言わせたのだ…





「この部屋に女の人が来たのは、美冴さんが初めてなんだから…」
 健太は慌ててそう言ってくる。

「あぁ、健太さん…そんな調子のいいこと… 
 それってみんなに云ってるんでしょう…」

「本当ですよ、美冴さんが初めて…」
 
 これもわたしの嫉妬心が、健太にそう言わせた言葉なのだ…

 歳上女のズルさの常套手段なのである…


「ああ、健太さん…」
 すると健太に後ろから抱き締められてしまい、そして心が震えてしまう。

 
「本当ですよ、美冴さんが初めて…」
 そう呟きながら、健太はわたしにキスをしてくる。

 わたしはマジで、健太に惚れ込んでしまったようであった…

「あぁ……」

 健太ぁ…

 それともこの想いの昂ぶりも、例の自律神経の違った側面の暴走のせいからなのだろか…


 多分、抱かれ終わったら…

 愛された後にわたしの本当の想いが、はっきりとわかるのかもしれない…


「あ…ん…」
 するとわたしはキスをされた瞬間から脱力してしまい、カラダを健太に預けてしまう。
 そしてそのまま健太は、キスをしながらわたしをベッドに倒してきた。

「み、美冴さん…」
 健太はキスをしながらそう呟き、わたしをベッドに寝かせると、スッと唇を離してきたのだ。
 そして少し離れて間をとり、なぜかわたしの横になった姿を笑顔を浮かべながら眺めてくる。

 わたしはその健太の爽やかな笑顔にドキドキと、そして想いにザワザワと胸を昂ぶらせてしまっていたのであった…

 ああ、健太…

 やっぱり健太が…

 好きなのかも…





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