この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それが運命の恋ならば
第11章 ふたつの月
「ああ…っ…!」
李人の牡が、凪子の子宮の最奥まで突き入れられる。
「…奥まで…挿入ったよ…。
…君の中は…相変わらず狭いな…」
珍しく高揚したような李人の声…。

「…あ…っ…ん…ん…!」
勢いのあまり、身体がぐらりと揺れ、崩れ落ちそうになる。
凪子は禅の逞しい太腿に縋りつく。
そうして口淫を止めずに、必死で舌を遣い続ける。
「…んん…っ…あ…あぁ…は…あぁ…んん…っ…」
「…凪子さま…!」
凪子の頭を掴んだ両手が、再び激しく前後運動を促す。
…男の欲望の樹液の味が、濃くなる。

李人の力強い抽送が始まる。
凪子の柔らかな媚肉を容赦なく抉る生々しい音…。
口淫による淫らな水音…。
…口内を禅の牡に犯され、淫肉は李人の牡に犯される。
この異常な性交のかたちに、凪子は羞恥と混乱と…それをも上回る痺れるような快楽を感じ始めていた。

二人の男に同時に身体を支配され、乱される…。
浅ましい獣の体位で犯され、口淫を強いられる。
…さながら娼婦のように。
けれど、そのことに凪子は仄暗い被虐の快楽の蜜を享受するのだ。

…そう。
これは、私が求めていたことなのだ…。
望んでいたことなのだ…。
この歪んだ膿んだような性愛に、私は例えようもなく狂おしい悦びを感じるのだ。

李人が背後から、凪子の小振りで形の良い乳房をじっくりと円を描くように揉みしだく。
「…ああ…っ…!」
凪子は乳房への愛撫に弱い。
身体に強い快感が迸り、思わず口淫を止めてしまう。

すかさず…
「旦那様への奉仕を疎かにしてはならないよ。
…さあ、もっと激しく吸って…。
禅が凪子のお口で達するように、いやらしく舐めてごらん…」
…淫らな娼婦のように…。

…冷静な教師のように、李人の次なる命令が下されたのだ。







/349ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ